アナログモノクローム写真へのオマージュ

アナログ写真は、ゆっくりとしたペースで自らの感性と技巧を信じるという意識的な選択です。そして、デジタルとアナログの世界が共存する時代において、その選択は自由です。ただし、美しさと個性において写し出される結果には明確な違いがあります。「ライカMONOPAN 50」のモノクロームフィルムがもつ独特の風合いは、35mm判写真の黎明期を彷彿させます。1925年に「ライカI」が初めて世に現れた革新の時へと記憶を呼び起こすようなフィルムです。

The new Leica Monopan Film stands between films from the past.

高解像度、36枚撮り

「ライカMONOPAN 50」は、超微粒子のスーパーパンクロマティックの高い描写力を発揮します。このフィルムは、白黒現像液で処理可能で、高解像度ならではの優れたシャープネスと、豊かで繊細な階調表現を実現します。ISO 50という低感度によって、大口径ライカレンズと組み合わせた明るい光量の環境下でも絞り開放での撮影が可能となり、ライカならではのボケ味を存分に引き出せます。

A collage of the different steps of film development.