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Leica M11-P

Pioneering Photography. Once Again.
コード
20212
ライカのカメラはこれまで常に、歴史に残る重要な瞬間を世界中で目撃・記録してきました。ところが、写真の世界にデジタル化の波が到来した結果、ビジュアルコンテンツの真正性を確認することは益々困難になり、どのようにしてそれを確認するかが一層重要になっています。そこで今回、画像の真正性を示すことができる技術をカメラに取り入れ、デジタルコンテンツの信頼性をここでもう一度高めるとともに、世界で起きる重大な出来事を記録するツールとしてのライカのカメラの信頼度を改めて向上させていくことにしました
ライカカメラ社 社主 アンドレアス・カウフマン博士

David Butow with the M11-P

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コンテンツクレデンシャル機能を搭載した世界初のカメラ

ストーリーテリングの信頼性を高めたい。そんな思いから生まれた「ライカM11-P」は、「コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)」とコンテンツ来歴および信頼性のための標準化団体「C2PA」の規格に準拠したコンテンツ認証機能をシームレスに統合した世界初のカメラです。

決定的瞬間の来歴を立証し、検証することができる画期的な機能――進化を続ける写真界において、あなたが切り撮るすべての写真が真正性と信頼性、イノベーションを象徴する証となります。

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M is…

ライカMシステムはいわば歴史の目撃者であり、レジェンドと呼ばれる写真家たちによって愛用されてきた「唯一無二のレンジファインダーカメラシステム」。1954年の発売以来、そのデザイン、“Made in Germany”クオリティ、伝統的なライカというブランドで世界中の写真家や愛好家を魅了してきました。最初のM型カメラの誕生から今日に至るまで。MはMであり、Mであり続けるのです。

"ライカは、1930年代に台頭した全体主義から、第二次世界大戦やベトナム戦争、現代のブラック・ライブズ・マター運動や気候変動に至るまで、およそ100年にわたり、歴史上最も重要な瞬間を記録してきたフォトジャーナリストたちの相棒であり続けています。
報道写真家集団「VII」は勇気とインパクト溢れるフォトジャーナリズムの代名詞となり、「VII」の写真家たちは何十年もの間、世界中で目撃した出来事を情報に基づく誠実な解釈を反映した写真によって、人々の理解を形成するために努めてきました。彼らのジャーナリズムに捏造や情報操作などは無縁です。

そして、デジタル時代において課題となるのは、加工されたコンテンツから本物の画像を識別することです。AIと生成画像の進化はクリエイティブなアート表現では価値のあるものですが、ジャーナリズム分野においては悪用される可能性を孕み、ビジュアルメディアの信頼性が損なわれる危険性があります。人々の目に触れる画像の信頼性を確保することは、これまで以上に不可欠となっています。
本物と改ざんされたコンテンツを区別できるツールを人々に提供することは最も重要なことです。このことから、「VII」がコンテンツ認証イニシアチブ(CAI)を通じて、ライカとの連携をさらに深められることを大変嬉しく思います。

「ライカM11-P」におけるコンテンツ認証イニシアチブ(CAI)技術の採用は、イメージの真正性を確保する上で画期的な前進であり、人間の経験を記録するビジュアル表現において信頼と透明性に対する私たちのコミットメントをより強調してくれるものです"
 

 ゲイリー・ナイト CEO, The VII Foundation