ライカギャラリー
ライカカメラは、世界中の人々と最高水準のクリエイティブな写真への情熱と愛を共有しています。そして、写真への情熱を持つ人々に、優れた作品の魅力を体感してもらうことを重要視してきました。"ライカ"の名称は、写真文化を象徴しています。ライカは何十年にもわたって、ライカの著名な写真家や優れた才能を持つ写真家の作品を多くの人に目にしてもらう機会を提供してきました。ライカギャラリーは、そのような理想的な場として考案されました。
ライカギャラリーの伝統は、1970年代にさかのぼります。1976年にウェツラーに最初のライカギャラリーが設立され、現在はドイツ・ウェッツラーのライカカメラ本社内に設置されています。また、世界各地にライカギャラリーが設立されています。
日本国内のライカギャラリー
日本のライカギャラリーは、東京(銀座)と表参道、京都に3か所あり、写真展を年4回開催しております。国内および海外の著名な写真家による作品はインスピレーションをかき立てます。ぜひ足をお運びください。
ライカギャラリー東京
ライカギャラリー京都
ライカギャラリー表参道
世界のライカギャラリー
10 New York City, USA 1999 © Elliott Erwitt_MAGNUM PHOTOS
Elliott Erwitt
「私は犬の写真は撮りません。私にとって、犬も人間なのです」
世界で最も著名な写真家の一人と言われるエリオット・アーウィット。高名な人物のポートレートにとどまらず、現代史の記憶に残る瞬間を切り撮った作品など、モノクロームを中心とした彼の作品は写真界における現代の傑作として広く知られています。また、自身も認める愛犬家で、犬は彼の写真において重要な役割を果たしています。彼の写真作品に見られるさりげないユーモアはトレードマークであると言えます。1928年7月26日にロシア移民の子としてパリで生まれたエリオット・アーウィットは、幼少期をミラノで過ごしました。1939年に家族はフランス経由でアメリカへ移住。その後も1940年代に彼が選んだ初の写真旅行の舞台であり、マグナム創設の本拠地となったセーヌ川流れる花の都パリには、情熱に導かれるままライカを携え何度も足を運んでいます。