All That Matters
最新の写真・動画制作の現場ではクリエイターごとに求める性能や条件が異なります。スピードが最優先となる場合もあれば、高解像度や堅牢性が不可欠な場合もあり、ときにはそのすべてが求められることもあります。しかし、どのような撮影においても最も重要なのは、信頼です。自分のカメラを信頼し、自分自身の感性を最大限に発揮できること──余計なことを意識せず、思い描いたイメージをそのままかたちにできるという確信が求められます。
ライカSL3-P:思い通りの表現を実現
「ライカSLシステム」史上、最も充実した機能を搭載したこのカメラは、自信に満ちた明確な画像表現に必要なすべてを兼ね備えています。4400万画素の高解像度、進化したハイブリッドオートフォーカス、8K動画撮影機能に加え、洗練された操作性とIP54準拠の防塵・防滴性能を備えた高品質のボディが特長です。フォルムから性能にまであらゆる要素が調和して優れた撮影体験を実現します。その卓越した完成度は手にした瞬間にわかります。
内面の落ち着きと、機材への信頼感。それが自信をもたらしてくれます
カッロ・アルバネーゼ
結果への信頼
信頼は心の奥深くから生まれます。それはまさに、最高のイメージが生まれる場所でもあります。それは、撮影者のビジョンにも「ライカSL3-P」にも当てはまります。その基盤となるのが4400万画素のBSIフルサイズセンサーです。高解像度、最大14段のダイナミックレンジ、優れた低照度性能を備え、繊細な階調表現と優れた色再現性を持つ卓越したイメージクオリティを実現します。高いレベルの解像度が求められる場面では、最大1億7600万画素の画像を生成するマルチショットモードもご利用いただけます。
一瞬一瞬に集中する
慌ただしい撮影環境においては、精度とツールへの信頼が不可欠です。そのため「ライカSL3-P」は、動きのある被写体に対しても確実なオートフォーカス性能を発揮するよう設計されています。ハイブリッドオートフォーカスシステムは、位相差検出(PDAF)、デプスマップ(物体認識AF)、コントラスト検出を組み合わせることで被写体をインテリジェントに認識し、動きのあるシーンでも安定した追従性能を実現します。さらに、最大40コマ/秒の連続撮影に対応し、フルAF動作を維持したまま、819点の位相差AFポイントと5軸手ブレ補正を組み合わせることで、高速撮影と精密な構図制御を両立します。これにより完全に被写体へ集中し、決定的瞬間を捉えることができます。
洗練された操作性
カメラは、手にしたその瞬間から違和感なく使えるものでなければなりません。これは使い始めのみならず創作のあらゆる場面においても同様です。「ライカSL3-P」は、手軽かつすぐに設定できる直感的な操作が可能なユーザーインターフェースを搭載。撮影者それぞれの好みに合わせてカスタマイズが可能です。最も早く意図した撮影結果を得る方法を、撮影者自身が決められます。写真モードと動画モードは明確に区別され、色による視認性も確保。写真にはレッド、動画にはイエローを採用しています。ユーザーインターフェースは縦向き・横向きに自動的に最適化され、すべてのタッチ機能にも対応しています。表記は読みやすく、直感的に操作できます。
細部までカスタマイズ可能
撮影者のスタイルに柔軟に寄り添うカメラは、直感のまま創作に集中できる環境を提供します。「ライカSL3-P」は、操作面だけでなくハードウェアにおいても細部までカスタマイズできる設計。コントロールセンターの機能は自由に配置できるほか、頻繁に使用する設定を任意のボタンなどへ割り当てたり、写真と動画の設定ダイヤルを別々に設定することもできます。さらに、チルト式モニターがこのカメラの自由度を広げます。ローアングルやハイアングルはもちろん、限られたスペースでの撮影においても快適な操作を実現します。カメラのメニュー操作に費やす時間が減ることで、被写体に集中できる時間を確保できます。
動画制作で最大限の柔軟性を発揮
16:9のスタンダードな映像から、縦型フォーマット、スローモーションまで──現代の動画制作では、撮影段階から柔軟性が求められます。「ライカSL3-P」は、最大8Kの3:2オープンゲート動画撮影に対応。センサーの性能を最大限に引き出し、写真撮影時と同様の画角を維持でき、撮影後のフレーミング選択時の自由度が格段に広がります。5.9Kでは最大60p、4Kでは最大120pで記録でき、滑らかで臨場感のある映像を実現。1台のカメラであらゆるフォーマットに対応し、あなたらしい表現を可能にします。
ライカらしさに宿る信頼
「ライカSL3-P」はドイツで製造され、技術面でも設計アプローチにおいても、長期的な使用に耐えるようにつくられています。堅牢なオールメタルボディに加え、IP54準拠の防塵・防滴性能を備え、継続的なファームウェア更新にも対応。さらにLマウントを採用し、ユーザーのニーズに応じて進化し続けるシステムとなっています。ミニマルな哲学に基づいたデザインと、本質以外を削ぎ落した明快なアプローチ。他の製品とは一線を画す存在感を放ちます。赤い「Leica」ロゴをあえて配さず、黒を基調とした操作部、端正で洗練されたデザインが紛れもないライカらしさを体現しています。さらに、カメラの心地よい手触りがライカならではの特別感を手に伝えます。
ワークフローを効率化
撮影からポストプロダクションまで、制作プロセスをシームレスに取り入れられる点も「ライカSL3-P」の強みです。「Leica FOTOS」アプリを使用することで、スマートフォンやタブレットに直接接続でき、リモートコントロールや高速データ転送、位置情報記録、ファームウェア更新をスムーズに行えます。Adobe Frame.ioによるCamera-to-Cloud機能と、Capture OneおよびLightroom Classicとのネイティブ連携によるテザー撮影に対応。撮影現場、スタジオ、ポストプロダクション間での効率的なデータ共有を実現します。「Leica Looks」プリセットを使えば、撮影時から一貫した雰囲気のイメージを実現できます。また、ライカコンテンツクレデンシャルにより、撮影後もあなたの作品の独自性が保たれます。この技術は、デジタル画像の出所や著作権情報を検証することで、その真正性に対する透明性と信頼性を高めます。
ライカ「SL3-P」の解説
ハイブリッドオートフォーカスと被写体認識
ここで言う「ハイブリッド」とは、妥協を許さないことを意味します。「ライカSL3-P」は、位相差検出、コントラスト検出方式、深度マップを組み合わせたハイブリッドAFシステムを採用し、819点の位相差AFポイントを使用します。AFs、AFc、インテリジェントAFに対応し、スポット、エリア、ゾーン、多点の各測定モードを利用できます。トラッキング機能は個別に設定でき、エリアやゾーンの位置変更やサイズ調整も可能です。自動被写体認識機能は機械学習に基づいており、設定に応じて人物(瞳、顔、全身)、動物、さらには車両や車両の細部まで認識します。連続撮影時には、このカメラは連続オートフォーカス使用時に12ビットで最大40コマ/秒を実現します。さらに、ズームとフォーカスピーキングにより快適なマニュアルフォーカス操作が可能です。
電子ビューファインダーとディスプレイ
高精度の撮影はビューファインダーから始まります。「ライカSL3-P」の電子ビューファインダーに搭載されたOLEDディスプレイは、576万画素の高解像度を誇り、60fpsまたは120fpsで画像を表示できます。ビューファインダーの倍率は0.76倍(3:2のアスペクト比)、視野率は100%を確保。光学ガラス製のアイピースとほぼ同様な遅延のない表示により、素早いパンや動きのある被写体でも、自然でリアルな映像表示を実現します。ビューファインダーに加え、背面には233万画素の3.2インチタッチパネルモニターが、また上部には主要なパラメーターを表示するステータスディスプレイが搭載されています。
ライカLマウント
無限の可能性を秘めたレンズ規格であるLマウントは、ライカが開発したオープンで将来性のあるレンズマウント規格です。 Lマウントアライアンスに参加するさまざまなパートナーが提供するカメラやレンズに対応しており、 明確に定められた技術規格により、互換性のある幅広いラインナップから選択可能。その結果、ユーザーは自分のシステムを最大限の柔軟性で構成することができます。
動画形式、コーデック、LUT
内部記録は、H.264、H.265、ProRes形式のMOVおよびMP4に対応しています。Apple ProResは、最大5.8Kまで内部記録が可能です。カメラはモードに応じて8ビットまたは10ビットで内部記録を行い、HDMI 2.1 Type A経由で10ビット信号を出力します。また、8KオープンゲートでのHDMI-RAW出力にも対応しています。画像プロファイルにはL-LogおよびHLGを搭載し、Rec.709およびRec.2020の色空間をサポート。「Leica Pure」、「Leica Cine」、およびカスタムプロファイルは、LUTとしてプレビューやルックを決定するのに利用できます。また、フォルスカラー機能により、画像上で直接露出調整を行えます。
インターフェースと記録媒体
「ライカSL3-P」には、SDメモリーカードスロット(UHS-II/UHS-I)とCFexpress Type Bスロットが備わっています。CFexpressカードは、高速データ転送、長時間の連写、および高負荷な動画形式での使用に最適です。SDメモリーカードは、日常的な使用において幅広い互換性を提供します。接続端子としては、HDMI 2.1 Type A、およびテザー撮影、データ転送、電源に対応した最大10 Gbit/sのUSB-C 3.1 Gen2を搭載。3.5mmマイク入力端子、3.5mmヘッドホン出力端子、および同期/タイムコード端子も備わっています。さらに、ISOアクセサリーシューとマルチファンクション ハンドグリップ用のインターフェースも利用でき、写真、動画、スタジオのセットアップに柔軟に組み込めます。今使いたい用途にも、将来想定される用途にも対応できます。