新製品:ライカ ズミクロンM f2/66
Wetzlar, 3 September 2026

「ライカ ズミクロンM f2/66」シリーズは、660本限定で発売されます。この特別なシリーズ番号の刻印は、光学設計番号「B1047」および12桁の内部材料の番号とともにフロントリングに刻まれています。オリジナルのレンズも、同じ箇所に生産数量、当時の設計番号「C283」、および米海軍の13桁の注文番号が記載されていました。フロントリング上には、従来のモデル名である「Elcan」が刻まれていた箇所に「Leitz Wetzlar」と刻印されています。「Elcan」は “Ernst Leitz Canada” の略語に由来する名称です。その他のディテール部分としては、レンズ側に「60」という数字が小さく刻印されています。これは、当時の精密レンズでは一般的であったように、正確に測定された焦点距離を表しており、ライカの製造工場における精密な製造技術の証です。当時のレンズには、実際の焦点距離を正確に示すために、一の位と小数点以下の最初の桁が小数点なしで刻印されていました。したがって、「60」という表記は、66.0mmという正確に測定された焦点距離を表しています。 

f 値 2.0という明るさを誇る「ライカ ズミクロンM f2/66」は、ライカの「クラシックシリーズ」の他のレンズと同様、個性豊かな描写をお楽しみいただけます。描写は柔らかなボケと高いコントラストの相乗効果が特長で、絞り込むことでレンズ本来の描写性能、つまり、微細な構造を鮮明に表現する卓越した解像力を実感できます。また、66mmという焦点距離は、定番の50mmレンズよりさらに長い焦点距離のポートレート用レンズの中間に位置し、自然な遠近感と控えめな圧縮感をもたらします。往年の銘玉を現代の文脈で再解釈する新モデルは、今この瞬間を鮮やかな画質で捉え、独自の物語を紡ぎ出します。 

「ライカ ズミクロンM f2/66」はライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックにて2026年9月4日 (金) 発売予定です。 

また、2026年11月には、シリアルナンバー001の「ライカ ズミクロンM f2/66」が、ウェッツラーで開催されるライツ・フォトグラフィカ・オークションにて出品されます。全世界660本限定生産のうち、最初のシリアルナンバーを持つこのレンズは、特別な位置づけとなる一本です。今回のオークションは、現代のライカ史を象徴するこの特別なレンズを手に入れる、またとない機会となります。

Press Release: Leica Summicron-M 66_f2.pdf

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ライカカメラ社について

ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2の製造拠点を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。

ライカブランドの文化に不可欠なのは、写真文化の育成へのコミットメントであり、その一環として世界各地に約30箇所のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。