ライカカメラジャパン株式会社はこのたび、著名なミュージシャンであり写真家としても活躍するアンディ・サマーズが撮影した作品を紹介する写真展をライカギャラリー京都、ライカギャラリー東京にて開催いたします。
アンディ・サマーズは1942年にイギリス・ブラックプールで生まれました。多彩な才能の持ち主である同氏は音楽のみならず写真にも情熱を注いでおり、40年以上にわたり両分野の第一線で活躍を続けています。10代の頃にビーチフォトグラファーとして写真に携わったのち、1979年にロックバンド「ポリス」の一員としてツアーへ出た際に再びカメラを手に取り、観客たちの熱狂的なエネルギーやツアーで巡る街の鼓動、夜の街歩きで出会う風景を撮影するようになりました。そしてそれらの写真は瞬く間に「音楽に勝るとも劣らない優れたビジュアル表現作品」として認知されるようになりました。
今回の写真展ではペルーの街角から東京まで、同氏が訪れたさまざまな場所で撮影した作品を展示します。独自の鋭い視点とミニマルな構図でシュールに描き出されたモノクロームの写真作品をご堪能いただけます。
なぜ私はボタンを押すのか(一部抜粋) ── 自分が本当に求めているのは予期せぬアクシデントや誤りではないかと思うことが時々ありました。あたかも無意識が作用して形而上的なものを明白にするような作品になる感じです。意識することなく撮影や演奏をすることがとても好ましいことに思えました。常にうまくいくのではなく、たまに成功するくらいがいいのです。私は時間や空間に縛られない即興の演奏には慣れているので、写真でも同じようにできないはずはありません。こうした考え方を理解し、シュルレアリスムを取り入れることで、すべてが変わりました ── 2024年1月 アンディ・サマーズ |
タイトル |
Andy Summers Photography: A SERIES OF GLANCES |
会期・会場
|
2024年4月7日(日) - 2024年7月7日(日) 2024年4月5日(金) - 2024年7月7日(日) |
展示内容 | ライカギャラリー京都:15点 / ライカギャラリー東京:14点 |
アンディ・サマーズ Andy Summers
アンディ・サマーズは、マルチミリオンセラーを記録したロックバンド「ポリス」のメンバーとして1980年代初めに名を上げたギタリストです。その一方で写真家としても才能を発揮しており、これまでに『A Series of Glances』を含む数冊の写真集を出版。近年では2019 年にフランスのパヴィヨン・ポピュレール、そしてオランダのボンネファンテン美術館で写真展も開催しました。また、ロンドン、ハンブルク、ミュンヘン、パリ、ニューヨークの各ライカギャラリーを巡る巡回展も開催しています。2019 年にはライカと楽器メーカーのフェンダー社がコラボレートし、共通のデザインを採用した特別限定モデルの「ライカM」とサマーズのシグネチャーモデルのストラトキャスターを発売しました。
ライカギャラリー京都
日本
〒605-0074
京都府京都市東山区祇園町南側570-120
月曜日休館