完成度の高い最新フルサイズカメラの登場により、パフォーマンス志向で写真・動画撮影に 適したライカSLシステムがさらに拡充。創造性の幅を広げる新作SLレンズ2本も同時発表
ライカカメラ社は、2015年に誕生したライカSLシステムによってクリエイティブな写真・動画制作 の新たな基準を打ち立てました。ライカSLシステムは、Lマウントをベースに、技術革新とライカの 特長である高い精度と品質をひとつに結ぶモデルです。ライカSLシステムの開発において、ライカは 当初よりプロフェッショナルとの緊密なやりとりを重ね、その要求に応える製品づくりを追求してき ました。こうした姿勢は現在も変わることなく、現場のフィードバックを反映しながら継続的な改良 を行っています。こうした取り組みは、写真・動画制作の最も厳しい要求に応えながら進化し続ける フルサイズカメラシステムを構築し、快適で直感的な操作性によって、プロフェッショナルに限らず 幅広い層が手軽に高品質な写真・動画の制作機能を活用できるカメラとして用途を広げてきました。 そしてこのたび、ライカは新たに「ライカSL3-P」「ライカ ズミルックスSL f1.4/50 ASPH.」および 「ライカ アポ・マクロ・エルマリートSL f2.8/100」を発表します。ライカ史上、最も包括的な機能を 備えたフルサイズカメラ、そして革新的な2本のレンズが加わることで、ライカSLシステムは未来に 向けてさらなる一歩を踏み出します。
ライカSL3-P
「ライカSL3-P」の核となるのが、新型センサーと新しいハイブリッドオートフォーカスシステムで す。4400万画素の解像度を持つ裏面照射型(BSI)フルサイズセンサーは、解像度と描写性能を両立 し、高解像化しつつも最大14段の広いダイナミックレンジできわめて繊細な階調表現を実現します。 また、解像度を最大1億7600万画素にまで向上させるマルチショットモードは超高画素でディテール まで忠実に再現する画像を生み出します。ISO感度は50から200,000まで対応しており、厳しい光の 環境下でも高画質と高い柔軟性を実現します。センサー同様に、今回新たに搭載されたハイブリッド オートフォーカスシステムは、位相差検出(PDAF)、デプスマップ(物体認識AF)、コントラスト 検出(コントラスト検出AF)の3つのフォーカス技術の強みを組み合わせ、素早く、正確かつ確実に ピントを合わせることを可能にします。フルAF対応で最大40コマ/秒の高速連写機能、819のAFポイ ントにより向上したトラッキング性能、そしてインテリジェントな被写体認識によって「ライカSL3 P」は動きの激しい被写体でも余裕をもって捉えることができます。
動画に関しては8Kまでの撮影機能を搭載。最大24フレーム/秒で8.1K/3:2のオープンゲート動画撮影が 可能です。また、HDMIを介した8KオープンゲートRAW出力や、8K動画を30フレーム/秒で記録する こともできます。動作を滑らかに表現できるよう、最大60コマ/秒の5.9K記録と、高フレームレート 4K/120pでのディテール豊かなスローモーション撮影が可能です。最大5.8KのApple ProResコーデッ ク対応により卓越した画質を実現。L-Log用の新しいインカメラLUT「Leica Pure」「Leica Cine」と 組み合わせることで、プロフェッショナルなポストプロダクションにおける柔軟性を最大限に引き出 します。こうした動画撮影機能によって「ライカSL3-P」は、要求の厳しい動画制作に適しているだ けでなく、さまざまなチャンネルやフォーマットに最適化して映像を作り分けたり、イメージクオリ ティを損なうことなく後から自在にトリミングしたり、といった、ハイブリッドワークフローにもし っかりと対応します。
ドイツで完成へと導かれた「ライカSL3-P」は、赤いロゴを敢えて配さず、操作部を含め全体を落ち 着いたブラックで統一した控えめなデザインが魅力です。IP54規格の防塵・防滴性能を備えた頑丈な オールメタルボディは、堅牢さと信頼性を保証。また、Lマウントの採用によってLマウントアライア ンスを含む幅広いレンズを使用することができ、写真・動画撮影における表現の自由度がこれまでに なく広がります。
「ライカSL3-P」は、息をのむような高画質、優れた精度、触れたときの心地よさ、確かな信頼性と スピード、そしてライカならではの比類なき使用感のすべてを備えています。そして、それを支える のは綿密に設計された人間工学に基づくデザインと完全にカスタマイズ可能な操作性、そして明快に 整理されたユーザーインターフェースです。ナビゲーションを効果的にするのが、必要最小限のシン プルさを保ちながら写真/動画撮影のモードが明快に区別されたアイコンとメニューデザインです。 写真撮影のメニュー項目をレッド、動画撮影のメニュー項目をイエローと表示をカラー分けし、視認 しやすいようにしています。また、ユーザーインターフェースはカメラの向きに応じて自動的に適応 し、高解像度のチルト式モニター上で、縦・横位置両方ですべての情報を常に見やすく表示します。 妥協なく進化し続けることで、ライカならではの卓抜したユーザーエクスペリエンスが実現します。 「ライカSL3-P」は、ユーザーからのフィードバックにもとづき継続的に最新ファームウェアを提供 します。ファームウェアは「Leica FOTOS」アプリを通じて手軽にインストールでき、これによって このカメラは素材の選定から性能、ソフトウェアに至るまで常に最新でありながら、長く使える設計 となっています。最初に手にしたその日から、ライカならではの世界をフルに体験できるだけでなく 将来にわたり安心して使い続けられる一台です。
「ライカSL3-P」は、充実した接続機能により、プロフェッショナルなワークフローとシームレスに 統合します。「Leica FOTOS」アプリがBluetooth接続とWi-Fi接続によりカメラをモバイルデバイス と直接リンク。DNG、JPG、動画ファイルをデバイスにすばやくダウンロードできるほか、スマート フォンやタブレットからカメラをフルリモート操作することもできます。Leica Looksはシャッターを 切る時点で適用することもでき、その効果をカメラ内で直接、あるいは「Leica FOTOS」アプリ内で あとから調整することもできます。Lightroom ClassicとCapture Oneを使ったテザー撮影にも対応。 カメラとコンピューターの安定したダイレクト接続を実現し、スタジオ撮影では、撮った画像をその 場で即座にチェックすることができます。また、Adobeのクラウド型動画編集サービス「Frame.io」 を介した「Camera to Cloud」機能を活用すれば写真や動画データをカメラから直接クラウドに転送 し、後処理をリアルタイムで迅速に行えるようになります。さらに、「ライカSL3-P」はコンテンツ 認証イニシアチブ(CAI)規格に準拠したコンテンツクレデンシャル技術を搭載。改ざんを防ぐため 必要に応じてカメラモデルや撮影、編集情報などのコンテンツ固有の情報を暗号署名とともに記録し クリエイターの権利を守ります。
ライカ ズミルックスSL f1.4/50 ASPH.
ライカSLシステムは、高性能のカメラと並んで、卓越した光学性能を誇るレンズシリーズを展開して きました。光学技術領域におけるライカの革新力を改めて証明するのが、今回発表する「ライカ ズミ ルックスSL f1.4/50 ASPH.」で、焦点距離とF値1.4を備えたオートフォーカスレンズとして世界最小 クラスの製品となります。大口径の絞り開放により厳しい光の環境下でも最高の画質で瞬間を捉える ことができると同時に、被写体を背景から正確に浮かび上がらせ、柔らかく自然なボケ味を生み出し ます。そのコンパクトなサイズは“Made in Germany”の最先端製造技術によって実現されています。 直径74mm、長さわずか75.5mm、重さ584gというコンパクトなレンズは、最大限の携帯性とライカ ならではの卓越した描写性能を兼ね備えています。11枚の絞り羽根と2枚の非球面レンズを配し、高品 質のガラス素材を完璧なバランスで組み合わせた光学設計が、比類のない美しい描写を実現します。 高速なオートフォーカス機能は、テンポよく撮影することができ、静かにピント合わせを行います。 わずか50cmという最短撮影距離、E67のフィルター径、そしてLマウント搭載の新作レンズ「ライカ ズミルックスSL」は、汎用性の高い標準レンズとして活躍します。精緻に仕上げられたオールメタル ボディは、SLカメラと組み合わせることでIP54規格に準拠した防塵・防滴性能を持つ一体型システム となります。また、AquaDura®コーティングで、過酷な撮影条件下でも抜群の信頼性でレンズを保護します。
ライカ アポ・マクロ・エルマリートSL f2.8/100
1987年に誕生した「ライカ アポ・マクロ・エルマリートR f2.8/100」は、光学機器開発におけるクラ フツマンシップの金字塔となったレンズです。この伝統的レンズへのオマージュとしてこのたび発表 されるのが、ライカSLシステム用レンズ「ライカ アポ・マクロ・エルマリートSL f2.8/100」です。 オリジナルモデルと同様、このマクロレンズは、アポクロマート補正により周辺部に至るまで極めて 高い描写性能を実現。最短撮影距離わずか30cm、最大撮影倍率 1 : 1 によって、肉眼では見えないディ テールまで鮮明に描き出します。また、ポートレート撮影用の望遠レンズとしても優れた性能を発揮 します。絞りは9枚羽根で構成されており、光学系全体との組み合わせによって、なめらかで美しい ボケ味を生み出します。Lマウント採用の堅牢なオールメタルボディは、長さ137.6mm、総重量は同 梱のレンズフード込みで862gです。フロントレンズには、レンズ前面の撥水・防汚性を高める AquaDura®コーティングが施されています。また、フィルター径E67がキャップやフィルター共用を 可能にするほか、クリエイティブの幅をぐっと広げます。
また、今回の発売にあわせて、魅力的な3種類の「ライカSL3-P」用セットも登場します。
・ライカSL3-P バリオセット 28-70
「ライカSL3-P」×「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/28-70 ASPH.」のセット
・ライカSL3-P バリオセット 24-70
「ライカSL3-P」×「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70 ASPH.」のセット
・ライカSL3-P バリオセット 24-70 & 70-200
「ライカSL3-P」×「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70 ASPH.」および「ライカ バリオ・ エルマリートSL f2.8/70-200 ASPH.」のセット
「ライカSL3-P」および3種類のセットはライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティック およびライカ正規特約店にて2026年6月26日 (金) 発売予定です。
また、「ライカ ズミルックスSL f1.4/50 ASPH.」および「ライカ アポ・マクロ・エルマリートSL f2.8/100」は、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店 にて2026年末発売予定です。
Press-Release_Leica-SL3-P.pdf
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ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2の製造拠点を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。
ライカブランドの文化に不可欠なのは、写真文化の育成へのコミットメントであり、その一環として世界各地に約30箇所のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。