第48回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」レポート
Wetzlar, 15th June 2026

「レア」と「モダン」を兼ね備えたカメラが人気に

今回のオークションでは、過去10年以内に製造されたカメラでも人気が高騰することがあることを裏 付ける結果も得られました。なかでも特に印象的だったのが、「Leica M6 Black Paint 'Leitz Auction' set」と「Leica M Edition 70」です。「Leica M6 Black Paint 'Leitz Auction' set」は2023年に20台のみ が2万5,980ユーロで販売された特別限定モデルですが、今回出品された個体は4万8,000ユーロ*で落 札されました。「Leica M Edition 70」は2024年に2万2,500ユーロで販売された特別限定モデルです が、こちらも当時の販売価格を大きく上回る3万6,000ユーロ*で落札され、希少価値が大幅に上がっ た結果となりました。この2点よりも大きな人気を集めたのが「Leica MP 10323 'Meister Edition Berlin' outfit」で、2017年にベルリンのライカストアオープン10周年を記念して10台のみ販売された 特別限定モデルのうちの1台でした。予想落札価格は2万6,000~3万ユーロでしたが、事前入札の時点 ですでにそれを大きく上回り、最終的には13万2,000ユーロ*での落札となりました。

落札金が「リヒト・インス・ドゥンケル」に寄付されるチャリティーアイテム

今回のオークションでは、特別限定モデル「ライカM10-P サファリ」のプロトタイプ「Leica M10-P Safari prototype」がチャリティーアイテムとして出品されました。このプロトタイプは最終的に販 売された製品と比較すると、カラーが深みのある落ち着いたグリーンではなくかなり明るめのグリー ンとなっており、印象が大きく異なるのが特徴です。また、ベースプレートにはプロトタイプである ことを示す「P08/08」の番号が刻印されています。現代のライカのカメラの中でも特に高い人気を 誇る特別限定モデルの開発の過程を知ることができるレアなアイテムです。今回のオークションには 主催者のオークションハウスであるライツ・フォトグラフィカ・オークションから提供され、落札手 数料なしで落札されました。落札価格は1万6,000ユーロで、その全額がオーストリアの慈善団体「リ ヒト・インス・ドゥンケル」に寄付されます。

入札は会場のほかオンライン、書面、電話でも可能

今秋には2つのオークションが予定されています。まず10月9日には「Perspectives」と銘打った写真 作品のオークションをライカギャラリー ウィーンにて開催予定です。続いて、11月28日には第49回 「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」を、今回と同様ドイツ・ウェッツラーにあるライツ・ パーク内のLeica Weltにて開催予定です。

これまでのオークションと同じく、事前入札はオンライン(www.leitz-auction.com)、書面、電話で 受け付けいたします。オークション当日はライブオークションサイト(www.leitz-auction.com およ び www.liveauctioneers.com)でのリアルタイム入札も可能です。

*落札手数料を含む

Press Release: 48 Leitz Photographica Auction Recap

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ライカカメラ社について

ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2の製造拠点を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。

ライカブランドの文化に不可欠なのは、写真文化の育成へのコミットメントであり、その一環として世界各地に約30箇所のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。