圧倒的な高画素:ディテールまで鮮明に描写
新開発の4000万画素を超える高画素の撮像素子により、緻密なディテールはもちろんのこと、質感まで豊かに描き出します。
ベース感度のISO 100に設定して、開放f値の明るいMレンズを組み合わせれば、日中の屋外でも絞りを開いてボケ味を活かした表現が可能となりますので、背景を大きくぼかして印象的な写真を切り撮ることができます。
最長16分までの長時間露出撮影も可能です。星の軌跡やブレを活かした表現、小さな光源まで写し込むような夜景など、創造力をさまざまに発揮して自由な表現を楽しめます。高解像性能と広いダイナミックレンジに加えて、このようなオールマイティな機能も特長とするライカM10-Rは、幅広い撮影ジャンルで威力を発揮する高性能なデジタルカメラです。
高性能な部品:圧倒的なパフォーマンスを実現
ライカM10-Rの特長は、高解像性能にとどまりません。さまざまな基幹部品がその描写性能を上げる役割を果たしており、カメラとしての総合的なパフォーマンスを高めています。
シャッターは「ライカM10-P」と同じ機構で、静音性を高めるとともに振動を最低限に抑えています。そのため、シャッター音を気にせずに目立たず静かに撮影することができ、ブレを防いだシャープな描写を実現します。
画像処理エンジンには「LEICA MAESTRO II(ライカ・マエストロ・ツー)」を採用し、ディテールの細部に至るまでの情報を残しながらも、処理しやすいファイルサイズで、ロスレス圧縮のRAW形式で画像を記録できます。日常のフォトライフに数多くのメリットをもたらすことができる優れたカメラを目指すことを念頭に、随所に配慮が施されています。
熟練のスペシャリストが手作業で製造:卓越したクラフトマンシップ
「ライカM10-R」は、あらゆるM型カメラと同様に、ウェッツラーにある工場で熟練のスペシャリストが多くの工程を手作業で製造しています。精巧なパーツを組み上げて仕上げられるライカMシステムのカメラは、単純にそれぞれの部品を組み合わせる以上の性能を発揮します。たとえば、カメラの主要な機構の一つである距離計だけでも100以上にもおよぶパーツで構成されており、その大部分がレンズの操作に連動して精巧に機能する構造となっています。
最高品質の素材を厳選するとともに、“Made in Germany”と謳われる由緒ある製造品質を維持することで、長年にわたって最良のパートナーとして活躍することを可能にする優れた耐久性と信頼性の高い製品を実現しています。
カメラとレンズのベストマッチング:描写性能はさらなる高みへ
高画素化を実現したライカM10-Rの撮像素子は、トップクラスの性能を誇るレンズとして世界でも知られるライカMレンズと組み合わせることでその威力を存分に発揮します。コンパクトなサイズと卓越したシャープな描写力、そしてライカMレンズならではの個性という、それらの実力を最大限に活用できるのがM型カメラなのです。
非常にコンパクトなサイズの「エルマリートM f2.8/28mm ASPH.」から、きわめて浅い被写界深度が特長の「ズミルックスM f1.5/90mm ASPH.」、そしてMレンズの中でも屈指の性能を誇る「アポ・ズミクロンM f2/50mm ASPH.」に至るまで、このライカM10-Rによって、あらゆるMレンズの描写性能を余すところなく引き出して撮影できます。