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Hussain Manawer

フセイン・マナワーは情熱的な作詩家であるだけでなく、そのパフォーマンスでも人々を魅了します。これまでもライカのテーマを様々な機会で扱ってきました。2023年度のセレブレーション・オブ・フォトグラフィーでは、ユニークで特別な表現で参加者を、そして何よりLOBA受賞者を驚かせました。フセイン・マナワーは、受賞者であるイスマイル・フェルドウスと樂子毅の作品シリーズに対する、自身が書き記した詩を披露しました。力強く心を揺さぶる彼の詩に観客は皆聞き入りました。そして、このパフォーマンスで成功を収めた後、イギリスへの帰国の途中にマワナーの心に浮かんだ詩「Welcome to Wetzlar」でこの物語が締めくくられます。

マナワーの文章は、優れた即興性と直接的なアプローチを特長として繰り広げられます。ロンドンのニューハムで生まれた彼の詩は、喪失感と悲しみなど、自身の経験から得たインスピレーションから表現されるため、マナワーは大切なメッセージや感情を伝える代弁者となり、また、心理的健康や精神的な幸福感のためのプログラムにも従事しています。デビュー作『Life Is Sad And Beautiful』をリリースすると、マナワーはパキスタン系イギリス人として初めて『Sunday Times』 チャートに2週連続で登場しました。彼の言葉は何百万もの人々の目や耳に触れ、セレブリティや英国ロイヤルファミリーとのプロジェクトのほか、英国アカデミー賞 (BAFTA) 2021授賞式のオープニングでも特集されました。そして、彼のデビュー作は現在イギリスの学校で国家カリキュラムの一環として取り上げられ、2022年の出版後数カ月で1万部以上を売り上げました。

マナワーがセレブレーション・オブ・フォトグラフィーに出演するきっかけとなったのは、Leica Gallery Los Angelesに訪れたことでした。ギャラリーディレクターのパリス・チョンはこれを機会に彼を推薦し、ライカは出演をオファー、セレブレーション・オブ・フォトグラフィーにてLOBA受賞作品を題材とした詩を発表してもらうことになりました。そして、同氏がこのフォトグラフィーの祭典での経験から得たインスピレーションを詩に載せて表現しました。

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Welcome To Wetzlar 
By Hussain Manawer 
 

私のすべてを持って行ってもいいですか?
はい、その通りです
想像力と個性が織りなす部分のすべてを?
はい、その通りです

未来についてパネルディスカッションをできますか?
伝統の大切さについて
LOBAファイナリストたちの声を聞いたり、新しい展示を見る機会もありますか?
はい、その通りです

写真業界が直面している問題について議論することを忘れないで
複雑さとともに真正性の担保がなぜ必要かについて
はい、その通りです

ウェッツラ―で見つけたもの
両手を広げて愛にあふれる芸術を愛すること
グローバルな文化を通して
世界中の友と家族となり
私たち全員が
それぞれの様々なステージで
ストーリーを捉え、切り撮り、伝える
ライカを通じて
私はフォトグラファーのペンとなる

伝統の物語
世代を超えた教訓とともに
極めて困難な状況での物語
世界が立ち向かわなければならない
ヒューマニティの物語
表現が修復されるところ
魔法が詰まった物語
レンズを通して切り撮られた物語 

 ウェッツラ―へようこそ
ライカの故郷
ここでは写真は千の言葉を語らず
それぞれの写真が物語になる
近くで見れば
分かるはず
ここで言葉は終わらない

Welcome to Wetzlar