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2023年度 セレブレーション・オブ・フォトグラフィー

ドイツ・ウェッツラーのライツパークでは、3 日間にわたり写真への情熱を讃えるセレモニーが開催されました。10月11日に幕を開けた写真の祭典では、ドイツ・ウェッツラーに構えるライカ本社やライカの重要な拠点を訪れる様々なツアーが開催されました。また、「ライカWatch」コレクションの新作「ライカZM 11」もお披露目されました。10 月 12日の夜には、今年の「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」の受賞者および「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」選出作品を発表する授賞式が「セレブレーション・オブ・フォトグラフィー」の一環として行われました。 

本年の授賞式では、バングラデシュの写真家イスマイル・フェルドウスと中国の写真家 樂子毅が栄誉に輝きました。また同時に、ライカギャラリー ウェッツラーでは、2023年度「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」の受賞者であるエリオット・アーウィットの写真展がスタート。セレモニーのもうひとつのハイライトとして、イギリスの詩人であり作家であるフセイン・マナワーによる朗読が行われました。

また、10月13日には、ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)を受賞したイスマイル・フェルドウスによるパネルディスカッションが行われました。
“A Commitment to the Truth: Photojournalism in Crisis?” と題して、激動するフォトジャーナリズムを取り巻く環境について、LOBAファイナリストであるレティシア・ヴァンソン、フォトエディターでありキュレーターのラース・リンデマンとディスカッションを行いました。

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Hussain Manawer

人気の詩人でライカ愛好家。イギリスの詩人で作家であるフセイン・マワナーは2023年のセレブレーション・オブ・フォトグラフィーで朗読を披露しました。国際的なシーンで活躍する人気の若手詩人のひとりであるマナワーのイメージ豊かな言葉は、「ライカQ2」で捉えた彼の写真での視覚表現にも垣間見えます。セレブレーション・オブ・フォトグラフィーでの彼自身の体験や出会いを織り交ぜた詩「Welcome to Wetzlar」では、ライカとの深い結びつきが表現されています。彼の体験をご覧ください。

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2023年度ライカ・オスカー・バルナックアワード受賞者が決定

43回目の開催を迎えた国際写真コンテスト「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」の受賞者2名が決定しました。受賞した2名のシリーズ作品およびファイナリストのプロジェクト作品は、ドイツ・ウェッツラーのエルンスト・ライツ・ミュージアムにて展示されます。

LOBA Panel Discussion

Winner Series 2023

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New York City, USA 2000 © Elliott Erwitt_MAGNUM PHOTOS

マグナム・フォトグラファーでもある伝説的な写真家 エリオット・アーウィットの作品を選出

ライカカメラ社は、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」の受賞歴を誇る傑出したライカフォトグラファーが撮影した作品を「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー(Leica Picture of the Year)」として選出し、広く世界に紹介する企画を2021年より実施しています。受賞した写真家の功績をライカファンに伝えるために、「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」を今年も選出。選出作品は、特別なプリントとして世界各地にある27のライカギャラリーにて数量限定で発売されます。コレクターやライカファンにとっては偉大なライカフォトグラファーたちの傑作という特別なコレクションを手にする絶好の機会となります。

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Eiffel Tower 100th anniversary, Paris, France 1989 © Elliott Erwitt_MAGNUM PHOTOS

2023年度「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」受賞者 エリオット・アーウィット写真展‐ライカギャラリー ウェッツラー

10月12日夜、ライツパークのホワイエにて「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」授賞式が行われると同時に、エリオット・アーウィットが2023年度「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」を受賞し殿堂入りを果たしました。ヨーロッパをルーツにもつアメリカの写真家であり、現代において最も重要で影響力のある写真家の一人です。1928年生まれでマグナム・フォトグラファーでもある彼の作品はユニークで壮大。ライカギャラリー ウェッツラーでの写真展では、彼自身が自らを代表する作品50点を選びました。セレブリティのレジェンドたちのポートレートをはじめ、犬を被写体とした彼自身お気に入りの作品、エンパシーとユーモアに彩られた日常の何気ない瞬間を捉えた作品などが展示されています。2000年にニューヨークで撮影された彼のモチーフのひとつとなる一枚、飼い主の膝の上に座るブルドックのポートレートが「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー 2023」として選出されました。「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」の作品は、世界のライカギャラリーにて限定80部で販売されます。

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Hall of Fame - Elliott Erwitt

「セレブレーション・オブ・フォトグラフィー」のハイライト―新製品発表

この夜のハイライトとして、「ライカWatch」コレクションの新製品「ライカZM 11」が発表されました。

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「ライカZM 11」の魅力

スイス製自動巻ムーブメントを搭載したアイコニックなデザインの時計

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