アンドレアス・フォルが2026年4月1日付でライカカメラ社の最高経営責任者(CEO)に就任
Wetzlar, 16 March 2026
Image of Leica CEO Andreas Voll

ライカカメラ社の取締役会は、2026年4月1日付でアンドレアス・フォル(Andreas Voll)を新たな最高経営責任者(CEO)に任命しました。2017年よりライカを率いてきたマティアス・ハーシュの後任となります。 

アンドレアス・カウフマン博士が議長を務める監査役会は、マティアス・ハーシュの功績に心からの謝意を表しました。そのリーダーシップの下、ライカは写真・光学分野におけるグローバルなプレミアムブランドとしての地位をさらに強固なものにするとともに、新たな事業分野への進出も成功させてきました。

アンドレアス・フォルの就任により、ライカはインターナショナルで豊富な経営経験と最先端技術分野における実績、ブランドマネジメント、戦略的企業開発における専門知識を兼ね備えた実績あるリーダーに信頼を託します。

「アンドレアス・フォルの加入により、私たちは起業家としてのビジョン、技術的な専門知識、そしてラグジュアリーおよびプレミアムブランドに対する深い理解を兼ね備えたリーダーを迎えることになります。彼はライカのこれまでの成功を継続させるとともに、イノベーションと成長に向けて新たな推進力をもたらしてくれるでしょう」とアンドレアス・カウフマン博士は語っています。

直近ではドイツのヴァルダハタールにあるフィッシャーグループのCEOを務めており、それ以前にはリシュモングループ傘下でスイスの高級時計マニュファクチュール IWCシャフハウゼンにおいて管理職を歴任し、最高執行責任者(COO)を務めました。キャリアのスタートは、ローランド・ベルガーでの経営コンサルティング業務でした。

2025年にライカ初の市販35mm判カメラ「ライカI」誕生100周年という節目を迎えた歴史あるライカについて、アンドレアス・フォルは卓越した技術力と独自のブランドアイデンティティの維持を両立させた新たな段階へと導く意向を次のように表明しています。

「ライカは、精度、クラフツマンシップ、デザイン、そして写真文化を体現する他に類を見ない企業です。この卓越した企業の責任を担うことを大変光栄に思います。チームと共に、革新力を強化し、デジタルトランスフォーメーションを推進し、国際的な存在感をさらに高めていきます」

 

同氏の在任期間における戦略的重点事項は以下の通りです:

  • デジタルおよびコネクテッドイメージングソリューションの拡充

  • プレミアム製品ポートフォリオのさらなる強化

  • グローバルでの販売およびリテール体制の強化

  • モバイルイメージングおよび光学分野におけるパートナーシップの強化

  • 持続可能なコーポレートガバナンスと責任ある製造

ライカは、ドイツの卓越したエンジニアリング、ウェッツラーでの伝統的な製造技術、そして写真への情熱で結ばれたグローバルなコミュニティという唯一無二の組み合わせが、今後も企業戦略の中核であり続けることを強調します。

「ライカの製品は単なる道具ではありません ── 文化的な存在であり、独自の写真的感性の表現でもあります。このDNAは、新たなリーダーシップの下でも変わることなく受け継がれていきます」
アンドレアス・カウフマン博士はこのように加えています。

2026年4月1日にアンドレアス・フォルが就任するまでの期間、マティアス・ハーシュは引き続き業務統括および円滑な移行へと務めます。また、今後も一部のプロジェクトにおいて顧問として関与することになります。

Press-Release Andreas-Voll Appointed Chief Executive Officer of Leica Camera AG Effective April 1 2026.pdf

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ライカカメラ社について

ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2の製造拠点を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。

ライカブランドの文化に不可欠なのは、写真文化の育成へのコミットメントであり、その一環として世界各地に約30箇所のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。