昨年 7 月、Xiaomi と Leica Camera AG は、初の共同開発製品である Xiaomi 12S シリーズを発売しました。本日バルセロナで、海外の市場に向けた第 2 世代の共同開発製品「Xiaomi 13 シリーズ」を発表します。

Xiaomi 13 シリーズは、戦略的モバイルイメージングパートナーシップによって開発された第 2 世代のデバイスとして、Leica True Color Imaging と新開発の 75mm 望遠レンズによる新しい光学性能と処理能力を備えています。また、ライカの特徴的な撮影スタイルなど、Xiaomi 12S Ultra のプロフェッショナルなカメラ機能も搭載しています。同機には、解像度と大口径、歪みの抑えた、優れた画質を実現するレンズを採用。新しい焦点距離の 75mm は、特に表情豊かなポートレート撮影に適しています。

ライカカメラ AG の、ビジネスモバイルユニット ヴァイスプレジデントの Marius Eschweiler（マリウス・エシュバイル）は、「戦略的パートナーシップと初の共同開発製品の発売により、"co-engineered with Leica" がスマートフォン写真の分野で新しい基準を打ち立てることができました。Leica True Color Imaging やフローティングエレメント技術を採用した 75mm 望遠レンズなど、ライカの先駆的なカメラ機能を Xiaomi 13 シリーズに搭載できることを嬉しく思います」とコメント。

Xiaomi 13 Pro のメインカメラは、1 インチの超大型 IMX989 センサーに、8 枚の非球面レンズ、ALD 超低反射コーティング、レンズエッジインクコーティング、新環状オレフィン素材、回転コーティング赤外線フィルターで構成されたプロフェッショナルな 23mm F1.9 ライカレンズを搭載し、Xiaomi 12S Ultra と同等の光学品質を実現しました。Xiaomi 13 のメインカメラは、IMX800 センサーに、7 枚の非球面レンズ、ALD 超低反射コーティング、新素材の環状オレフィンからなるプロ用 23mm F1.8 Leica レンズを搭載し、鮮明な画像を実現しています。両機種とも HyperOIS に対応しています。

また、Xiaomi 12S Ultra と同様に、「Leica Authentic Look」と「Leica Vibrant Look」という 2 種類のイメージプロファイルを選択でき、スマートフォンのカメラ分野では斬新なものとなっています。「Leica Authentic Look」は、美しく自然な色再現、よく描かれた陰影、リアルな局所コントラスト、優れた細部の再現に重点を置いて設計されました。また、周辺光量補正により画像の中心部と四隅の光量落ちを抑え、ライカズミクロンレンズで撮影したような写真に仕上げています。

「Leica Vibrant Look」は、シャオミとライカが共同開発したものです。シャオミのスマートフォン撮影のノウハウとライカの特徴的な画像の本質を組み合わせたこのルックにより、鮮やかでありながらリアルな色彩の世界で、その瞬間を完璧にとらえることができるようになります。

Xiaomi Imaging Engine のサポートにより、Xiaomi 13 シリーズは Xiaomi のフラッグシップデバイスの中で最も強力なコンピュテーショナルフォトグラフィー機能を備えています。強力な動作効率と拡張性に基づき、並列計算パイプラインを活用して RAW レベルのコンピュテーショナルフォトグラフィーをサポートし、撮影速度を大幅に向上させるだけでなく、種類の異なるグラフィックス処理能力を活用して Xiaomi ProFocus を実現します。また、Xiaomi 13 シリーズは、プロのフォトグラファーにも楽しんでいただけるよう、撮影パラメーターを手動で調整できる「プロフェッショナルモード」を搭載。Adobe Labs でキャリブレーションした10 ビットRAW形式の写真や、4K 10 ビット Dolby Vision HDR ビデオ、4K ビット LOG ビデオの撮影に対応しています。