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アンディ・サマーズ 写真展「A Certain Strangeness」

Works from the years 1979–2018 - 著名なミュージシャンであり写真家としても活躍するアンディ・サマーズが撮影した作品を一堂に展示する写真展「A Certain Strangeness」をエルンスト・ライツ・ミュージアムにて7月28日から10月5日まで開催

ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は、著名なミュージシャンであり写真家としても活躍するアンディ・サマーズがこれまでに撮影した作品を一堂に展示する写真展「A Certain Strangeness」を、ドイツ・ウェッツラーのエルンスト・ライツ・ミュージアムにて2022年7月28日から10月5日まで開催いたします。アンディ・サマーズは1942年にイギリス・ブラックプールで生まれました。多彩な才能の持ち主である同氏は音楽のみならず写真にも情熱を注いでおり、40年以上にわたって両分野の第一線で活躍を続けています。写真については、10代の頃にビーチフォトグラファーとして小遣い稼ぎをしていましたが、1979年にロックバンド「ポリス」の一員としてツアーに出た際に再びカメラを手に取り、コンサートの観客の熱狂的なエネルギーやツアーで巡る街の鼓動、夜の街歩きで出会う風景を撮影するようになりました。そしてそれらの写真は瞬く間に、「音楽に勝るとも劣らない優れたビジュアル表現作品」として認知されるようになりました。

今回の写真展ではボリビア高原から東京の路地裏まで、同氏が訪れたさまざまな場所で撮影した作品を展示します。鋭い視点でディテールまでシュールに描き出されたそれらの作品には、夜に溶けゆくマジックモーメントや一瞬の間に消えゆく不思議な瞬間が収められています。同氏が過ごした日々がミニマルな構図と魅力的なストーリーを特徴とするモノクロのビジュアル表現で濃密に記録されていますので、独特の視点からの数々の情景を追体験することができます。

そして、サマーズが所属していた伝説のバンド「ポリス」のリアルな姿に迫った作品の展示へと続きます。同氏は1977年にギタリストとして「ポリス」に参加。その後、メンバーであるスティングやスチュワート・コープランドとともに多大な影響を与えたイギリスのニューウェーブバンドとして音楽史に名を刻むことになりました。「ポリス」での活動の様子を撮影した作品のほかツアーバスに乗ったメンバーと流れ去る車窓の風景、公演の合間の休憩時間にリラックスした姿を見せるメンバーなど、バンドの舞台裏を撮影した作品もお披露目されます。

彼はこれまでに、『Throb』(1983年)、『Light Strings』(2004年)、『I’ll Be Watching You』(2007)、『Desirer Walks the Street』(2009年)の4冊の写真集を出版しています。また、「ポリス」の歴史を綴ったドキュメンタリー映像作品『Can’t Stand Losing You』、自伝『One Train Later』(邦題『アンディ・サマーズ自伝 ポリス全調書』、2006年)、さらには短編小説集『Fretted and Moaning』(2021年)も手がけています。

アンディ・サマーズは「ポリス」が2008年に活動を終了した後はソロで音楽活動を続けています。愛用するカメラは、親友である写真家のラルフ・ギブソンに薦められて使い始めた「ライカM4-2」です。
今回の写真展はヨーロッパ各地で開催される予定です。また、それと並行してアンディ・サマーズは2022年から2023年にかけて同じくヨーロッパ各地で「Harmonics of the Night」と銘打ったマルチメディアショーを開催予定です。

写真展「A Certain Strangeness」についての詳細は、エルンスト・ライツ・ミュージアムのウェブサイトをご覧ください。www.ernst-leitz-museum.com

Press Release_The Ernst Leitz Museum will present Andy Summers A Certain Strangeness_April 2022.pdf
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ライカカメラ - 写真撮影のパートナー

ライカカメラ社は、カメラとスポーツオプティクスを製造する国際的なプレミアムメーカーです。ライカブランドの伝説的な名声は、優れた品質、ドイツのクラフトマンシップ、ドイツの工業デザイン、そして革新的な技術という長い伝統に基づくものです。ライカというブランドの文化に欠かせないのは、写真の進歩のために会社が行っている多様な活動です。世界中に広がるライカギャラリーやライカアカデミーのほか、ライカ殿堂入り賞や、現在最も革新的なスポンサーシップ賞の一つとされるライカ・オスカー・バルナック賞(LOBA)などがあります。さらに、ヘッセン州ウェツラーに本社を置き、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンに第二の生産拠点を持つライカカメラ社は、独自の国内組織とライカストアによる世界規模のネットワークを持っています。