世界を目撃し続けた1世紀
100年にわたる写真の歴史:ライカカメラは、技術の枠を凝らした傑作のみならず、時代を超えて、数多くの写真家たちの創作活動に寄り添ってきました。本書は、そんなライカの歩みを、驚くべき発見、技術的なマイルストーン、感動的な逸話、そして語り継がれる名作写真を通じて情報豊かに、驚きと感動をもって描き出しています。
ライカの世界を巡る、壮大で鮮やかな旅へ
本書は、ライカの豊かな歴史を彩るモザイクのようなストーリーをぎっしり詰め込んだ一冊。まるで万華鏡をのぞくように、ライカの知られざる側面が次々と現れます。たとえば、ライカのテーマ曲がレコードになっていたことをご存じでしたか?あるいは、ライカの切手が発行されていたことは?それとも、フェンダー社製の特別なギターが存在していたことは?本書では、このようなトピックに加え、技術革新と発明の歴史にも迫り、ライカを唯一無二の存在にたらしめた写真とストーリーを織り込んでいます。デザインや広告の歴史にも触れつつ、ライカのアーカイブから見つかった貴重な資料も多数収録。グリーンランドへの遠征、バスタブに入るピカソ、あるいはシベリア鉄道の旅など、印象的な写真の数々が登場します。ライカの世界は、単なるカメラの枠を超えた「宇宙」。多くの枝に分かれた大きな家族のように、そこにはいつも、新たな発見と驚きが待っています。
「ライカの歴史を、その多彩な側面、人々、写真、そして革新の数々とともに、100のストーリーで体験できることは大きな喜びです」
カリン・レーン=カウフマン(ライカギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクター)
本書は、ライカフォトグラフィーの100年をたどる集大成。伝説的な写真、思いがけない発見、そして数々の技術革新の歴史を一冊に収めました。風合いのある装丁にシルバーの箔押しと栞付きの上質なハードカバー仕様。200 × 260 mmの判型で、320ページにわたり170点以上の写真を掲載しています。ここに綴られているのは、100の魅力あふれるフォトストーリー。アイコニックなカメラの誕生から現在に至るまでの軌跡を、視覚的にも豊かに楽しめる内容となっています。ライカファンはもちろん、写真を愛するすべての人に贈る、発見と感動に満ちた一冊です。