ライカMシステムはレンジファインダー式カメラの象徴であり、1954年の登場以降、伝統と革新を見事に融合させてきました。何世代にもわたり写真家にインスピレーションを与え、写真文化を形作り、幾度となく新たな基準を打ち立ててきました。伝説的な「ライカM3」から最新のデジタルモデルに至るまで、すべてのM型ライカは完璧を追い求める精神を体現しています。

この本は、ライカMシステムに携わってきたすべての人々、写真家、ライカの従業員、顧客、友人、そしてライカファミリーへの感謝を込めた一冊でもあります。

Leica Camera AG 監査役会会長兼筆頭株主 アンドレアス・カウフマン博士

Vintage collage of Leica M

その誕生以来、時代を切り開く写真家たちに愛用されてきたM型ライカ。アンリ・カルティエ=ブレッソン、エリオット・アーウィット、メアリー・エレン・マーク、さらにマット・スチュアートのような現代の名だたる写真家たちが、Mシステムを使って素晴らしい作品を生み出し、その伝統は今も受け継がれています。本書では、写真史に残るレジェンドから近年注目を集める新進気鋭の写真家まで、250ページ以上にわたって見る人の心を揺さぶる作品を紹介しています。

M型ライカの魅力は、コンパクトで目立たず、手軽に使えることです。カメラを構えていても誰も警戒しません。彼らは私をパパラッチではなく、アーティストとして見ているのです。

ストリートフォトグラファー マット・スチュアート

フォトグラフィーのアイコン的存在:1954年に登場した「ライカM3」は、独自のレンジファインダーで新たなスタンダードを打ち立て、その後数十年にわたって継続的な開発が行われました。「ライカM6」では内蔵型の測光機能を採用。「ライカM9」は初のデジタルフルサイズレンジファインダーカメラとして話題を集め、「ライカMモノクローム」などの特別モデルはモノクロ写真に革命をもたらしました。

素材の品質と職人技、一つひとつの動作の精密さ、シャッターを切るときのスムーズな押し心地、ビューファインダーの視覚的な明瞭さ。これらすべてが組み合わさって、単に写真を撮るという行為をはるかに超えた体験を生み出すのです。

Leica Camera AG デザイン部門責任者 マーク・シェパード

Vintage collage of Leica M

ライカMシステム誕生70周年

本書の出版に加えて、ドイツのウェッツラーにて記念写真展、エレガントなプラチナコーティング仕上げの特別限定モデル「ライカM Edition 70」の発売、Picterの革新的なプラットフォームでのフォトコンテストなど、70周年を記念したキャンペーンを実施しております。キャンペーンの詳細はこちらをご覧ください。

 

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