写真で旅する素顔のアメリカ
世界はひとつの舞台であり、ふとしたときに、心に深く刻み込まれる場面が姿を現します。クレイグ・セメトコの強みは、目の前で繰り広げられるそうしたストーリーをユニークな一枚として切り撮ること。今回新たに発表する写真集では、自身の暮らすアメリカをめぐるパーソナルな旅へと私たちを誘います。『America Unposed』は、ユーモアのなかに鋭い批判のまなざしを向けた、母国へのラブレターです。
クレイグ・セメトコは、卓越した観察者であり、優れたストーリーテラーです。彼の写真は、見る人によろこびを与える、情感に満ちたイメージの宝庫です。
カリン・レーン=カウフマン(ライカギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクター)
写真集について
クレイグ・セメトコの写真家としての勘は彼独自のものであり、新たな写真集ではそのことを改めて証明しています。上質に仕上げられた『America Unposed』は、96ページにわたり67点の写真を収録。美しさと動乱、凡庸と非凡、真面目さと滑稽さが同居する多様な作品群を提示しています。また、カリン・レーン=カウフマンによる序文と、トム・A・スミスへのインタビューも収録しています。
クレイグ・セメトコ
アメリカ人写真家、クレイグ・セメトコが眼を向けるのは、人間味あふれるありのままの経験である。もともとはプロの喜劇作家兼パフォーマーとして活動。その後、新たなストーリーテリングの手法として写真を始める。観察、アイロニー、そして不条理に対する繊細な感覚で捉えるストリートフォトグラフィーは、ユーモアに富み、即興性があり、きわめて人間的なイメージを生み出している。
クレイグ・セメトコが語るライカMシステム
クレイグ・セメトコが、自身の撮影アプローチと、長く愛用するライカMシステムを使った創作プロセスについて語ります。自身の定番の撮影機材として、ライカMシステムの直感的な操作性と、一瞬を精緻に捉える卓越した精度を高く評価しています。