ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は、ライカの腕時計「ライカWatch」の特別限定モデル「ライカZM 1 Gold Edition」を発売いたします。「ライカZM 1 Gold Edition」は、先駆的なテクノロジーを世に送り出し続けてきたライカの豊かな歴史へのトリビュートとなる製品です。ケースの素材にゴールドとチタンというプレミアム感のある2種類の金属を使用したエクスクルーシブなモデルは、「ライカZM」シリーズの特別限定モデルにふさわしく、腕時計づくりの高度なクラフツマンシップとアイコニックなデザインへの徹底したこだわりを見事に反映させた、高級感漂うタイムピースに仕上がっています。
ケースは素材に18Kピンクゴールドと高強度のグレード5チタンの2種類の金属を使用したユニークなつくりで、一流の職人が丹精込めて鍛造しています。グレード5チタンは耐久性にも優れた素材で、航空業界や自動車業界でも使用されています。ライカで初めてゴールドを材質としたカメラとして1929年に登場した「Leica I(a) Luxus」へのオマージュでもあり、ライカブランドの伝統として受け継がれてきた高精度なメカニズムと洗練されたデザインをタイムピースとして現代風に表現しています。
文字盤の美しいグラデーションは、特殊なカラーリングと金属製ブラシを用いた熟練技術により実現しています。インデックスと針には亜鉛メッキ加工を丁寧に施し、ゴールドのケースにマッチする温かみを与えています。ムーブメントは「ライカキャリバーLH-1001」です。このムーブメントはドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州のシュヴァルツヴァルト地方に拠点を置く、レーマン・プレシジョン社が手作業で製作しているもので、厳格な5軸調整試験をクリアしています。リューズには、一般的な腕時計とは異なり、ライカ独自の特許取得済みの「プッシュ式」を採用。リューズを押し込むだけで時計が停止してスモールセコンド針がゼロの位置に戻る仕組みになっており、容易に時刻を合わせることができます。
特製ストラップは、限定モデルにふさわしいユニークなアリゲーターレザーを使用しています。このアリゲーターレザーは、アメリカの認定養殖場から供給される皮革を、イタリアの一流のなめし工場で天然なめし加工を施すことにより、グレーブラウンの洗練された色合いが備わっています。1本1本に細心の注意を払ってステッチを手縫いすることで、耐久性と上品さを兼ね備えたストラップに仕上がっています留め具にはケースと同じ18Kピンクゴールドを使用したバタフライバックルを採用しています。
「ライカZM 1 Gold Edition」は、世界限定50本で販売いたします。日本では、2023年12月下旬よりライカ銀座店にて販売予定です。販売は完全予約制で、購入希望者ごとに個別販売となります。
ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。
本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。現在の従業員数は約2,400名で、2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロでした。
ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30箇所のライカギャラリーを設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。