世界最大のピアノへの旅

ユリア・ティーマン×ライカQ3 43
2025/01/27
Julia Tiemann mit der Leica Q3 43

ユリア・ティーマンはピアニストのマリウス・ニッツボンと共に、ラトビアを訪れました。そこで二人が出会ったのは、70歳になるドイツ系ラトビア人のダヴィッド・クラヴィンス。クラヴィンスはその人生のほとんどをピアノの製作に捧げ、究極の音を求め続けてきました。その探究の末に生み出したのが、ラトビアの港町ヴェンツピルスに新設されたコンサートホールの壁に設置された、高さ6メートルの縦型構造のピアノです。

世界最大級とも言われるこの唯一無二の楽器は、世界中の作曲家、ピアニスト、音楽愛好家の注目を集めています。ハンブルク出身の音楽家、マリウス・ニッツボンもそのひとりです。彼は特に感情豊かでリズミカルな演奏で聴衆を魅了し、即興をベースとしたコンサートでは、クラシックピアノの響きにディレイやシンセサイザーの効果を融合させています。今回、彼はこの特別なピアノで演奏を録音し、その製作者であるクラヴィンス本人と対面することができました。

この旅を記録したのが、ライカフォトグラファーのユリア・ティーマン。撮影にはライカQ3 43が用いられました。

Julia Tiemann mit der Leica Q3 43

音楽の現場では、光量に乏しい環境に出会うことが少なくありません。そんな状況下でも、「アポ・ズミクロン f2/43mm ASPH.」を備えたこのカメラは、卓越したクオリティを発揮してくれるのです

ユリア・ティーマン

Marius Nitzbon am Klavier
Julia Tiemann mit der Leica Q3 43

ユリア・ティーマン

ハンブルク出身のフォトグラファー。主に音楽、アート、ドキュメンタリー写真に情熱を注いでいる。作品の中心にあるのは、人々との真摯な出会いとその物語。生来の好奇心により、常に新たなテーマの世界へと深く潜り込むことができる。トラウマやメンタルヘルス、アイデンティティといった難しい題材であっても、静かで詩的なビジュアル・ランゲージを通じてみる者の心を深く揺さぶり、物語の中へと引き込こんでいく。

https://julestiemann.com/

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Julia Tiemann hält die Leica Q3 43 in der Hand

ライカQ3 43

フルサイズCMOSセンサー(トリプルレゾリューションテクノロジー:60MP / 36MP / 18MP) | ライカ アポ・ズミクロン f2/43 ASPH. (マクロモード内蔵) | デジタルズーム:43mm~150mm | ISO感度範囲:50~100000 | ハイブリッドAF(位相差検出方式+ コントラスト検出方式 + 深度マップ測定) | チルト式3.0型液晶ディスプレイと576万ドット電子ビューファインダー | 最大8K動画撮影とh.265/ProResを含む複数動画フォーマット対応 | IP52防塵防水性能 | Leica FOTOS  アプリによるスマートフォンとの接続 | USB-C/HDMI端子 | グレーレザー | iPhone/iPad対応 | ドイツ製

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