ライカカメラ 社とシャオミ社、Xiaomi 15シリーズを発表

新たなライカ ズミルックスレンズが、さらなる深みと表現力を実現

Xiaomi15 Black back and front

Xiaomi 15 Series

ライカカメラ社(Leica Camera AG、以下ライカ)とシャオミ社(Xiaomi Corporation、以下シャオミ)は長年にわたるパートナーシップをさらに強化させ、新たに「Xiaomi 15シリーズ」を発表いたします。「Xiaomi 15 Ultra」と「Xiaomi 15」の両モデルはユーザーの創造性を広げる豊富なカスタマイズオプションを提供。先行モデルと比較し、光をより効果的に集める光学設計により、どんな照明条件でも明るく、鮮明で、ディテール豊かな撮影が可能となりました。

O1 Two-tone

Xiaomi 15 Ultra

Xiaomi 15 Ultra:創造性を最大限に引き出す4つのライカレンズ

「Xiaomi 15 Ultra」はプロフェッショナルな撮影体験をお届けするモバイルカメラシステムのハイエンドモデルです。1インチセンサーを搭載したメインカメラは、開放絞り値f1.63のライカ ズミルックスレンズ 23mmを採用。これに5000万画素のソニーLYT-900センサーが組み合わさることで、厳しい光の条件下でも優れた鮮明度を可能にします。また、4つの高性能レンズを備えたライカ クアッドカメラシステムが、14mmから200mmまでの幅広い焦点距離をカバーします。 

  • 5000万画素ライカ超広角レンズ(14mm):風景や建築物の撮影に適し、優れたシャープネスを表現 
  • 5000万画素ライカメインカメラ(23mm、可変焦点距離23mm/28mm/35mm):印象的な被写界深度で日常の撮影に
  • 5000万画素ライカフローティング望遠レンズ(70mm): 細部まで美しいポートレートや10cmの最短撮影距離を活かしたマクロ撮影が可能 
  • 2億画素ライカ超望遠レンズ(100mm/200mmセンサー内ズーム):遠距離の被写体を高精細・高画質に撮影

さらに、非球面高透過レンズとデュアルARコーティング(反射防止コーティング)を採用した革新的な光学設計により、優れた集光性能を確立。センサーへの光量を最大化し、厳しい光の条件下でもシャープでクリアな画像を捉えます。ライカならではのカラーテクノロジーと描写力が相まって、自然なコントラスト、緻密なディテール、豊かな色彩で印象的な写真に仕上げることができます。

 

Xiaomi 15 Black back with water

Xiaomi 15

 Xiaomi 15:コンパクトなフォルムに凝縮されたライカの美学

「Xiaomi 15」は、最高の画質を提供する高性能なコンパクトスマートフォンです。ライカトリプルカメラシステムが、卓越した光学性能と多様な撮影を叶えます。

  • 5000万画素 ライカ メインカメラ(23mm、可変焦点距離23mm/28mm/35mm):圧倒的な集光能力を誇るライカ ズミルックスレンズ(f1.62)が高精細な画像を提供
  • 5000万画素ライカ フローティング望遠レンズ(60mm):細部まで美しいポートレートや10cmの最短撮影距離を活かしたマクロ撮影が可能
  • 5000万画素ライカ 超広角レンズ(14mm):ダイナミックな視点とクリエイティブな構図を5000万画素の解像度で実現

ライカが開発した画像処理技術により、「Leica Authentic Look」(温かみのある色調と繊細なコントラスト)と「Leica Vibrant Look」(鮮やかな色彩表現)の2つの撮影モードが選択できます。 

共通のビジョン:スマートフォン撮影の新たな高みを切り拓く

ライカとシャオミの2022年から続く戦略的パートナーシップは、光学的精度と技術革新が融合され、モバイル撮影の新たな表現の可能性を広げてきました。ライカカメラ社CEOであるマティアス・ハーシュは次のように語ります。「ライカは100年以上にわたり、卓越した画質と光学的精度を追求してきました。シャオミとのパートナーシップは、ライカの美学と最新技術の融合を体現するもので、「Xiaomi 15シリーズ」はその結晶とも言えるでしょう。モバイルイメージング事業は、ライカカメラ社の持続的成長を支える重要な柱の一つです」 

Press_Release_Xiaomi-15-Serie.pdf
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ライカカメラ社について

ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。

本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。現在の従業員数は約2,400名で、2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロでした。

ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30箇所のライカギャラリーを設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。