【ライカギャラリー東京】ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク 写真展 「Living Music & the never-ending pursuit of the ideal」
ライカギャラリー東京・ライカギャラリー京都にて開催

ライカカメラジャパン株式会社(本社:東京都千代田区)はこのたび、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクの写真展をライカギャラリー東京にて2022年11月18日より、ライカギャラリー京都にて11月19日より開催いたします。

「Living Music & the never-ending pursuit of the ideal」と題して東京と京都で同時開催される本展では、オーストリア・ウィーンを拠点に活躍する音楽家として知られ、写真家としても独自の道を歩むヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクが名だたる音楽家たちを被写体に捉えたモノクロームのポートレート作品をご覧いただけます。文字通り、理想を追求しながら音楽の世界を生きる彼ならではの距離感で切り撮る音楽家たちのいきいきとした表情と躍動、その背景に息づくストーリーをぜひご体感ください。

Wilfried K. Hedenborg_main
Wilfried K. Hedenborg_sub
音楽はその日、その時、その瞬間の自分の心境、体調、感性次第で受け入れ方が違ってくる。
音楽は人間の持つ五感では受容しきれないだけでなく、鳴り始めた途端に私たちを独自の世界へと旅立たせてくれる。
音楽は聴く人、音楽家、それぞれの観点が違っても双方で浸ることができる。
さて、この「理想を追求しながら音楽を生きる」ことによってもたらされる経験は、管弦楽団の団員として自分の心の奥底にしまい込んでおくだけではもったいない。先輩から思い出話を聞くたびに自分では経験できず非常に残念に感じたことを思い返しては悩まされ、自ら団員として活動しながら、目の前を飛んでいくように過ぎていく瞬間を撮影して写真に残しておこうと決心した。いつか、音楽とは違うかたちであっても感情に結び付くことを願って。
                                             
ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク

 

写真展 概要

タイトル

Living Music & the never-ending pursuit of the ideal

会期・会場

 

2022年11月18日(金) -  2023年2月28日(火) 
ライカギャラリー東京 (ライカ銀座店2F)
東京都中央区銀座6-4-1 2F  Tel. 03-6215-7070 月曜定休

2022年11月19日(土) -  2023年2月28日(火)
ライカギャラリー京都 (ライカ京都店2F)        
京都府京都市東山区祇園町南側570-120 2F Tel. 075-532-0320 月曜定休

展示内容

 

 ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクによるモノクロームのポートレート作品 
ライカギャラリー東京:14点
ライカギャラリー京都:15点

 

ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク Wilfried Kazuki Hedenborg

6歳よりヴァイオリンを始める。1989年、モーツァルテウム国立音楽大学でルッジェーロ・リッチに師事し、1998年に最優秀の成績で修了(芸術学修士)。同年ウィーン市立音楽大学でヴェルナー・ヒンクに師事し、2001年に首席で卒業。数多くの国際コンクールで入賞。ヴァイオリンの弦の開発も手がけており「トマスチック・インフェルド」と契約。2001年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。2004年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正団員として活動する一方で、室内楽の演奏活動にも積極的に参加、ソリストとしても活躍している。音楽家としての活動のほか、写真家としても独自の道を歩む。2013年にはウィーン・フィル舞踏会にてワインギャラリー「ビック・ボトル」、2018年にはザルツブルクのライカギャラリーにて「Perspektivenwechsel」と題し展示会を実施。同年にリッカルド・ムーティとルッジェーロ・リッチの100周年記念演奏会でパガニーニの協奏曲第4番を共演、そしてフィルハーモニア・エテルナと十束尚宏の指揮でロージャのヴァイオリン協奏曲を日本初演。現在は演奏活動のほか、協議会会長としてウィーン国立歌劇場管弦楽団を代表。1977年生まれ。
直近では、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集CD 第1弾として 『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4 番、第5 番「春」、第10 番/ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク、森泰子』 を11月25日にカメラータ・トウキョウよりリリース予定。

http://www.hedenborg.at