光と影が描く記憶

カルロ・カルレッティと「ライカQ3モノクローム」
2025/11/20
Carlo Carletti photographs a bride, Q3 monochrom

モノクロームが捉える本物の感情

カルロ・カルレッティにとって、写真撮影は単なる仕事ではありません。撮影を通じて、彼は自分自身の世界を見ています。シエナの曲がりくねった路地を歩きながら、またある日はトスカーナの静かな砂丘を巡りながら、ウェディング写真家としての受賞歴を持つカルレッティが、芸術としての写真や日常生活における写真について語ります。 

 

将来を誓い合うカップルの最も輝かしい日であれ、ありふれた日常の一コマであれ、彼は光や形、感情を繊細な感覚で捉え、しばしば見過ごされがちな、静かで、ありのままの瞬間に命を吹き込みます。偽りのない、人間味あふれる素顔がそこには写し出されています。

Woman on a chair, monochrom photography

色のない世界に生まれる情感

真実とは実に単純なものです。人それぞれの経験が異なるように、被写体によって語られる物語にも1つとして同じものはありません。カルロ・カルレッティにとって、モノクローム写真は美しさや感情をより巧みに表現させてくれる存在です。ちょっとした眼差し、物思いにふける仕草、静謐なひととき。モノクローム写真は、見えないものを見えるようにします。

モノクローム写真
Carlo Carletti with the Q3 Monochrom

「私は、“観察”という行為を深く親密な体験に変え、それを世界と共有したいと願いながら常に写真を撮っています」

カルロ・カルレッティ

本当の物語は合間に生まれる

多くの人は、結婚式の日で最も素晴らしい瞬間は誓いの言葉やキス、あるいは人生を共に歩む二人が最初に踊るダンスにあると思っています。でも、ほとんどの場合、脚光を浴びることのない静かな瞬間こそが、最も重要なものなのです。真の物語はその合間に生まれ、些細な仕草やほんの一瞬の表情に表れます。カルロ・カルレッティは、それらをモノクロームで捉えます。

「『ライカQ』は、プロの写真家だけでなく、日常の中に特別な瞬間を見出す全ての方々のためにあるカメラです」

カルロ・カルレッティ

Carlo Carletti with the Q3 Monochrom

「『ライカQ3モノクローム』のようなカメラがあればと、何度願ったことでしょう」

モノクローム写真は、物事のペースを緩やかにし、本質を見極める目を養ってくれます。プロの写真家であるカルロ・カルレッティにとって、同じ祝福の日はなく、同じカップルも、同じ結婚式も存在しません。そこにはすべて、一度きりの物語があるのです。彼にとって、大切なのはパーフェクトな写真を撮ることではありません。その瞬間が過ぎ去った後もずっと、その時の感覚を思い出すことが重要なのです。

プライベートでは、カルロ・カルレッティは特にモノクロームの風景写真が持つ静かで力強い表現に魅了され、その世界に没頭して、自らを再発見し続けています。

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Leica Q3 Monochrom

モノクローム写真のためのカメラ

ライカQ3モノクローム

「ライカQ3モノクローム」は、明るい広角単焦点レンズにモノクローム撮影専用のフルサイズセンサーとトリプルレゾリューション技術を搭載。時代を超えて愛される、本物らしさと美意識に満ちた視覚表現をお楽しみいただけます。モノクロームで眺める世界は、日常に新しい発見を運んでくれることでしょう。

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