It's our curiosity
that leads the way
Elias Maria with the Leica SL2-S
新しい経験を求めずにはいられない性分なので、プロジェクトに取り組む時は、客観的に捉え、ストーリーを伝えるのに最適なカメラと撮影スタイルを選ぶようにしています
Elias Maria
ミュンヘンに拠点を置く写真家で、映画監督でもあるエリアス・マリアは、この5年の間にハイエンドの映像作品で大きな成功を収めてきました。2003年生まれの彼は、自身の求める表現媒体が動画であることにいち早く気付き、若い頃から情熱を注いできました。
マリアの仕事の多くは、大規模なチームとハイエンドのプロ用機材で展開する有名ブランドの広告プロジェクトが中心です。また、長編映画の発表も近く予定しています。最先端の技術に強い関心を持つマリアは、常に最新の革新技術を積極的に取り入れています。
ヨットは通常長さよりも高さがあるため、フレームにほとんどスペースを残さないように意識し、4:3のアスペクト比を選びました。また、モノクロを選択したことで、ある種の静けさを感じられるようになりました。色は、より多くの意味を伝えるよりむしろ、必要のない情報を付加してしまうことがあるのです
マリアは特定のスタイルにとらわれることなく、撮影の状況に合わせて対応するようにしています。フランス・サントロペで開催されるレガッタ(クラシックヨット)の祭典「レ・ヴォワレ・ド・サントロペ」をテーマにした彼の映画作品は、柔軟な小規模チームと協力して撮影しました。
ライカ ミニルックス、ライカM6、ライカM11、SLシリーズなど、常にライカのカメラを持ち歩いています。特にライカSL2-Sは、静止画だけでなく、動画の撮影でも卓越した仕上がりを発揮してくれます。色合いと画質のクオリティには圧倒されました
撮影によっては、身軽に移動し、柔軟な姿勢をキープする必要があるのですが、その場合に最適なのがライカSL2-Sです。"レ・ヴォワレ" の撮影では、カメラとレンズが激しい波しぶきに耐えられることも重要でした
マリアは複数のライカカメラを所有しており、その中からフィルムカメラを選ぶこともあります。静止画、動画のいずれにおいても、ライカのたしかな品質に信頼を寄せています。