Bird flying between city buildings.

what matters

嶌村吉祥丸と「ライカSL3-P」

2026/10/22

目的もなく、ただ街を歩く。
久々に再会した友人と、互いの近況を語り合う。

日々、繰り返されている風景。
それは、小さな個人店のカフェで。
それは、名もなきスケートパークで。
それは、老若男女が行き交う公園で。

特別なことは、何もありません。
なんでもない、ありのままの日常の隙間に、
何か大切なことがあるのではないでしょうか。

嶌村 吉祥丸

Kisshomaru-Shimamura-with-SL3-P

Arthur Hitchcock

撮りたいと思った瞬間に、素直に向き合えるカメラ

「ライカSL3-P」を手にしたとき、まず印象に残るのはSLシリーズならではの確かなホールド感と、心地よい重量感です。「ライカSL2」を愛用してきた彼にとっても、その操作感は自然で親しみやすく、カメラとの一体感をすぐに得ることができました。

印象的なのは、プロダクトとしての存在感。無駄を削ぎ落としたデザインと精緻な仕上がりは、ライカらしい美学を体現しています。撮影の道具であると同時に、手にすること自体が喜びとなる存在です。

今回の撮影ではアダプターを介し、主にズミクロンM 35mmと50mmを使用。Mレンズ装着時でも手ブレ補正を活用できることは、SLシステムならではの大きな強みとなっています。

写真の延長線上で、映像を撮る

Sunlight filtering through dust particles above an open field, creating a glowing atmospheric scene at golden hour.

豊かな階調と、レンズの個性を活かす描写

長く「ライカSL2」を使ってきた彼が、「ライカSL3-P」で特に進化を感じたのは豊かな階調表現でした。ハイライトの粘りが向上し、情報をより豊かに保持します。また、高感度ノイズも効果的に抑えられており、光量の限られたシーンでも表現の自由度を広げています。

さらに、「ライカSL3-P」はライカのオールドレンズとの組み合わせにおいても魅力を発揮します。オールドレンズ特有の描写や個性を無理に均質化することなく、その特徴を素直に受け止めながら描き出します。レンズごとに異なる表情を尊重し、その魅力を引き出してくれる点は、SLシリーズを特徴づける要素のひとつです。

A skateboarder resting beside a skateboard in a graffiti-covered skate bowl, captured in soft dappled light.

想像の先へ導くオールラウンダー

「ライカSL3-P」は、プロフェッショナルの撮影現場から写真を楽しむハイアマチュアまで、幅広いユーザーに応える性能を備えています。風景、ポートレート、ドキュメンタリー、映像制作。被写体やジャンルを問わず対応できる懐の深さは、このカメラの大きな魅力です。精緻なライティングが求められるスタジオ撮影から、天候や環境変化にさらされる屋外の過酷な環境下まで、あらゆるシーンで確かな性能を発揮し、撮影者のクリエイティビティに応えます。

「万能」と呼べるカメラは、国内外を問わず数多くあります。だからこそ、そこに明確な個性を持たせるのは難しい。でも「ライカSL3-P」は、機能面でも、写真の仕上がりにおいても、自分が想像していた一段先へと導いてくれる。

嶌村 吉祥丸

Kissyomaru-Shimamura-Profile-Photo

嶌村 吉祥丸

東京生まれ。アーティスト・写真家として分野を越境し国内外を問わず活動。さまざまな表現者と協働しながらsame gallery(東京)や koen(京都)のディレクターとして企画・キュレーションを行うほか「ラーメン吉祥丸」やフレグランスブランド「kibn」をプロデュース。主な個展に“Unusual Usual”(Portland, 2014) “Inside Out”(Warsaw, 2016)“photosynthesis”(Tokyo, 2020)など。作品集として写真集“what is good?”を刊行。

 

Instagram

Leica Blog Highlights: SL3-P

All Blog Posts