ライカのアイコニックなデザインにグロッシーなブラックペイント仕上げを施したカメラと高性能な単焦点レンズが登場
ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は、M型ライカの現行機種、ならびに銘玉として名高いMレンズに艶やかでエレガントなブラックカラーを採用した新製品「ライカM11 グロッシーブラック」と「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. グロッシーブラック」を発売いたします。いずれのデザインにも、ライカならではのタイムレスな機能美と細部に至るまでこだわりぬいたクラフツマンシップが宿ります。レンジファインダーカメラである「ライカMシステム」は、ライカの代名詞的な存在です。1954年の初代「ライカM3」の登場以来、革新的な進化を続けてきたM型ライカの歴史において、数々のユニークで高品位なバリエーションが存在します。今回の新製品に採用された光沢感のあるブラックペイント仕上げは、ライカのクラシックなデザインを最もダイレクトかつ強烈に印象づけるバリエーションです。ブラックペイント仕上げのカメラは使い込むほどに長年愛用した証としてペイントが部分的に摩耗して真鍮素材があらわになり、まるで、その一台ならではのストーリーを物語る独特の風合いが次第に備わっていきます。エレガントなブラックペイント仕上げの「ライカM3」が1962年に初めて登場した当時も熱狂的な人気を集めました。
今回登場する「ライカM11 グロッシーブラック」は、M型ライカが誇る先進のカメラテクノロジーとクラシックなデザイン要素を融合させた逸品です。真鍮製のトップカバー、操作部のダイヤル類、そしてメインスイッチに光沢感のあるブラックペイント仕上げが施されています。シャッターボタンの部分は光沢感のあるシルバークローム仕上げで、筆記体の「Leica」の文字がトップカバーに刻印されており、クラシックなM型ライカを彷彿させます。さらに、シャッタースピードダイヤルとISOダイヤルには細かな綾目模様のクロスローレット加工が施されています。本体正面には赤いロゴを敢えて配さず、控えめな佇まいが静かな存在感を放ちます。
今回は、光沢感のあるブラックペイント仕上げを施した「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. グロッシーブラック」も同時に登場します(カメラとレンズは個別での販売)。「ライカM11 グロッシーブラック」と見事にマッチする仕上げのレンズは、クラシックレンズ「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」がベースとなっており、圧倒的な明るさと描写力、そして独特なボケ味により、銘玉として知られる逸品です。今回登場するブラックペイント仕上げのバージョンでは、距離目盛のフィートの数字にレッドカラーを採用しています。ラウンド型レンズフード、フロントキャップ、リアキャップが付属し、これらにも光沢感のあるブラックペイント仕上げが同様に施されています。
さらに、「ライカMシステム」を彩る上質なカウハイドレザーを使用したアクセサリー:長さの調節が可能なキャリングストラップ、ライカM11用プロテクター、ライカMレザーシステムバッグの3種類に新色のトープが加わります。
「ライカM11 グロッシーブラック」および「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. グロッシーブラック」は、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2024年11月29日(金)発売予定です。
ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。
本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。現在の従業員数は約2,400名で、2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロでした。
ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30箇所のライカギャラリーを設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。