ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は、コンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUXシリーズ」の新機種「ライカD-LUX8」を発売いたします。ライカが同シリーズの初代機を発売したのは2003年のことです。その後、これまでに歴代8世代と数多くの特別限定モデルをリリースし、ライカの製品カテゴリーの中でもトップクラスの性能を誇るコンパクトデジタルカメラとしてのポジションを確立してきました。
今回登場する「ライカD-LUX8」は、ライカならではの製品づくりのノウハウを結集し、さらにコンパクトで使いやすいフォルムに仕上げた新機種です。全体的なユーザーエクスペリエンスとアイコニックなデザインは、カメラ分野におけるリーディングブランドとして世界中で高く評価されているライカの伝説的な秀逸さを感じさせます。操作部については、よりシンプルかつ人間工学に基づきレイアウトを見直すことで、これまで以上に快適な操作性を実現しています。ユーザーインターフェースについても人気の「ライカQシリーズ」からインスピレーションを得てさらにユーザーフレンドリーになるよう改良が加えられています。撮像素子には総画素2,100万画素(有効1,700万画素)の4/3型CMOSセンサーを、レンズには大口径の「ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」(焦点距離は35mm判換算で24~75mm相当)を採用しています。また、直感的に扱えるデザインを実現しているほか、ライカ専用アプリ「Leica FOTOS」とのシームレスな接続性も確保しています。さらに、同シリーズとしては初めて、編集の自由度が高いDNG(RAW)形式でも撮影できるようになりました。フラッシュも付属し、より幅広いシーンに対応できるようになっています。
「ライカD-LUX8」の登場に合わせ、新しい専用アクセサリーとしてハンドグリップ、キャリングストラップ、リストストラップ、レザー製のカメラプロテクターがそれぞれ複数のカラーバリエーションで登場するほか、オートレンズキャップ、ソフトレリーズボタン、各種バッグも揃います。
「ライカD-LUX8」はライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2024年7月発売予定です。
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ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。
本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。現在の従業員数は約2,400名で、2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロでした。
ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。