ストリート・マジック
2025年、ライカは「100 years of Leica: Witness to a century (1925-2025) | ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」を合言葉に、ライカI誕生100周年を祝います。1925年、ライカは35mmフィルムを使った世界初のコンパクトカメラ「ライカI」を開発しました。「ライカI」の誕生は、写真の定義を根底から変える革命的な出来事であり、世界中の写真家たちに新たな創造の可能性をもたらしました。
特に、コンパクトなライカカメラによって普及したストリート・フォトグラフィーにおいて、写真家たちは「流れを遮ることなく」眼前の瞬間を捉えることができるようになりました。1世紀以上にわたり主流となっている写真作法です。 写真展「ストリート・マジック」のキュレーションを担当するカリン・レーン=カウフマンとイナス・ファイドは、今回初めてライカアーカイブの作品を収集しました。 ギャラリー「ラ・ベル・エトワール」において、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ルネ・ブリ、エリオット・アーウィット、 ジェーン・エヴリン・アトウッド、ウィリアム・クライン、マルティーヌ・フランク、ジョエル・マイロウィッツ、ジャンニ・ベレンゴ・ガルディンなど、錚々たる写真家たちの作品を厳選して展示します。
濃密さ、幾何学性、華やかさ、ミニマリズムなど、さまざまな写真の魅力をモノクロとカラーの両方で堪能できるこの写真展では、20世紀の芸術的表現の多様な側面を映し出す、大パノラマが目の前に広がります。
開催期間 2025年7月7日~12日
オープニングイベント 7月7日18時30分より
ギャラリー ラ・ベル・エトワール
7 rue des Pénitents Bleus
13200 Arles

3. ライカとフリーフォトグラファー・映画クリエーター協会(BFF)によるトークイベント 於:オテル・ジュール・セザール
アルル国際写真フェスティバルでは、オテル・ジュール・セザールを会場に、ライカカメラ社とフリーフォトグラファー・映画クリエーター協会(BFF)の共催で、世界的に著名な写真家やアーティストがダンス、ポートレート芸術、風景写真、気候変動、報道写真といったテーマで意見を交わし合う複数のトークイベントを開催します。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
Benita Suchodrev I Alwin Maigler
Ingrid Hertfelder I Jane Evelyn Atwood I Karin Rehn-Kaufmann
Michael Schnabel I Ragnar Axelsson
Dominic Nahr

Dominic Nahr
ドミニク・ナー
ドミニク・ナーは、著名な写真家であり、ライカ・オスカー・バルナックアワードの受賞者でもあります。そんな彼が、国際的な報道写真家と写真編集者としての視点から、今日の報道界における報道への信頼性という課題を取り上げます。
7月11日(金)17時
ドミニク・ナー – 「世界で活動する報道写真家が現在直面している課題」