新製品:ライカSL2-S “Reporter”
動画も、静止画も。幅広いシーンでの撮影へ果敢に挑むカメラ

ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は、ライカSLシステムのカメラの新たなラインアップとして、フォトジャーナリズムやビデオジャーナリズムにオマージュを捧げる「ライカSL2-S “Reporter”」を発売いたします。「ライカSL2-S “Reporter”」は、高精度でたしかな信頼を誇る「ライカSL2-S」をベースに、「ライカM10-P」「ライカQ2」「ライカQ2モノクローム」の“Reporter”と同様、プロフェッショナルの写真家や映像制作者が直面する苛酷な撮影環境下での使用にも耐えられるようにボディの耐久性を高めたカメラです。また、外観には控えめなデザインを採用し、周囲から目立つことなく、真に迫る鮮明な静止画や動画を撮影することが可能です。さらに、直感的に使える優れた操作性により、その場の状況や被写体に集中して撮影することができます。

「ライカSL2-S “Reporter”」の堅牢なフルメタルボディには、きわめて耐傷性に優れたダークグリーンカラーのペイント仕上げが施されています。また、アラミド繊維を使用した外装を採用することで、ボディの耐久性を極限まで高めました。極限の温度に耐え、防塵・防滴性能も備えているため、過酷な自然環境下や使用条件下でもその実力を発揮します。アラミド繊維は非常に緻密に紡がれており、引き裂くことはまず不可能と言われるほどの耐久性を誇ります。このアラミド繊維素材を独特なパターンに編み込んだ外装がきわめて厳しい環境下でもカメラ本体をしっかりと保護します。さらに、アラミド繊維素材によってホールド性も向上し、静止画や動画をより安定して撮影することができます。これらの特長以外の仕様と性能は、通常モデルの「ライカSL2-S」と同様です。

「ライカSL2-S “Reporter”」は、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2022年11月に発売予定です。

Press Release: Leica SL2-S Reporter_October 2022.pdf
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ライカカメラ社について

ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2の製造拠点を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。

ライカブランドの文化に不可欠なのは、写真文化の育成へのコミットメントであり、その一環として世界各地に約30箇所のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。