ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は時計関連のリーディングメディアである『HODINKEE』とのコラボレーションによる特別限定モデル「ライカM10-P “Ghost” Edition for HODINKEE」を2019年に発売いたしました。大きな反響を呼んだそのコラボレーションに続き、今回は「ライカQ2」とのコラボレーションによる特別限定モデルとして「ライカQ2 “Ghost” by HODINKEE」と「ライカQ2 “Ghost” Set by HODINKEE」のふたつのバリエーションを発表いたします。
「ライカQ2 “Ghost” by HODINKEE」は、経年変化によって美しく色褪せたウォッチのベゼルからインスピレーションを得たタイムレスなデザインが特徴です。ベゼルとは風防の周囲に取り付けられているリング状のパーツで、年月を経て美しく色褪せたベゼルは時計愛好家の間では「ゴーストベゼル」と呼ばれています。ライカのデザイナーとHODINKEEは、グレーに色褪せたベゼルという非常にレアなエイジングが際立つ伝説的なクラシックウォッチをイメージして、エレガントで落ち着いた雰囲気のカラーリングに仕上げました。
本体を覆うレザー外装には、グレーの上質なカウハイドレザーを採用しています。自然な風合いとともにスタイリッシュな雰囲気を演出するほか、カメラをしっかりと保護する役割も果たします。トップカバーとレンズには落ち着いた色味のライトグレーが採用されています。また、トップカバーの正面には「Leica」の赤いロゴを配さないシンプルなデザインとなっています。付属品は、同系のグレーで統一されたロープ素材のキャリングストラップ(カメラ本体にしっかりと取り付けできるキーリング付き)です。これらのデザイン以外の仕様と性能は通常モデルの「ライカQ2」と同様です。
もうひとつのバリエーションである「ライカQ2 “Ghost” Set by HODINKEE」は、販売数が世界限定150台の特別限定モデルです。トップカバーに「Leica」の筆記体ロゴが刻印されるとともに、背面モニターのカバーガラスには特別限定モデルである証としてシリアルナンバー(001~150/150)と製品名が記載されています。付属品として、シルバーのサムレスト、グレーのロープキャリングストラップ、製品証明書が同梱されます。
「ライカQ2 “Ghost” by HODINKEE」はライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2022年12月発売予定です。また、「ライカQ2 “Ghost” Set by HODINKEE」は、2022年11月15日より『HODINKEE』のウェブサイトでのみの限定販売となります。
HODINKEEについて
『HODINKEE』は世界的なウォッチのライフスタイルメディアです。元々はベンジャミン・クライマーが2008年に開設したウォッチのブログでしたが、現在は世界中の時計愛好家から支持されるオンラインメディアとしての地位を確立しており、プリントからデジタル、動画までの幅広い媒体とコンテンツを活用して情報を発信しています。また、さまざまなスタイルと価格帯をカバーする40以上のウォッチブランドの公認販売店としてショッピングサイトも運営しています。ショッピングサイトでは、ユーズドウォッチやヴィンテージウォッチも豊富に取り扱うほか、「HODINKEE Insurance」などの高品質なサポートサービスも提供しています。長年にわたり培ってきた知識と経験をベースに、彩り豊かな情報コンテンツの提供、ディテールに至るまで丁寧につくり上げた限定モデルの展開、充実したラインナップのブランドウォッチおよびアクセサリーの販売を通じて、ウォッチの世界の魅力をさまざまな角度から掘り下げてお届けしています。ウォッチに関するすべてがわかる本格的な情報メディアであることから、熱狂的なファンのコミュニティも形成されており、トップブランドとしてさらに成長を続けています。本社はニューヨークに拠点を構えています。
ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。
本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。現在の従業員数は約2,400名で、2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロでした。
ライカは、革新技術が伴った「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。