100 Years of Leica:
ニューヨークでのイベント

「ライカI」誕生100周年イベントの舞台となったのは、創造性と歴史が交差し、インダストリアルな趣とラグジュアリーが交差する活気にあふれた場所——ニューヨーク、ミートパッキング地区。都市のエネルギー、ストリートカルチャー、そして革新的な精神が息づくこの地で、35mm写真の原点に立ち返りながら、未来へのまなざしを向けた催しが行われました。珠玉の写真展、心ゆさぶる出会い、そして力強い写真の数々が、100周年記念イベントの第3弾として“伝統”と“トレンド”が響き合う、活気あふれる対話の場となりました。
タイムズスクエアのイルミネーション
世界で最も人気のある観光地、そしてマンハッタンで最も多くセルフィーが撮影される場所——そこを舞台に、「100 YEARS OF LEICA」の記念イベントが華やかに幕を開けました。タイムズスクエアに映し出された壮大なイルミネーションは、「ライカI」の歴史とニューヨークの街、そして写真文化そのものへのオマージュ。世界中から何百万もの人々が集まるこの場所で、過去100年にわたる歴史的デザインと時代を超えた美学が圧倒的なスケールで表現されました。
ライカギャラリー ポップアップ
ライカギャラリーで開催されたポップアップイベントでは、ライカの公式オークションハウス「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」による、希少で歴史的価値の高い2点のコレクターズアイテムを特別展示。ひとつはシリアルナンバー700000の「ライカM3」、もうひとつはライカ0シリーズのプロトタイプ「No. 112」です。後者は世界初期の35mmカメラのひとつとして知られ、2025年6月27日にウェッツラーでオークションに出品される予定です。さらに本イベントでは、著名な写真家たちが撮影した伝説的な100点の写真も特別に公開されました。戦場の最前線を捉えた報道写真から、歴史を動かした文化的瞬間まで——私たちの記憶に深く刻まれた写真の数々が一堂に会しました。
The Sound of Light
アンディ・サマーズ、ラルフ・ギブソン、ローリー・アンダーソンがホイットニー美術館に登場
ライカの伝統を称える、忘れがたい特別なVIPイベント「The Sound of Light」。写真と音楽という二つの芸術が融合する一夜限りのステージには、世界的な写真家とミュージシャンたちが集結。会場となったホイットニー美術館では、圧巻のビジュアルと心を揺さぶる音楽が響き合い、来場者を魅了する唯一無二の体験が繰り広げられました。
100 Years of Leica:ガンズヴォート・プラザでの祝典
5月3日、トレンド発信地のミートパッキング地区にあるガンズヴォート・プラザは、「ライカIの100年 – 世界を目撃し続けた1世紀」をテーマに、ライカブランドを五感で体験できる特別な空間となりました。1925年から現在に至るまでの軌跡をたどる年表では、ライカが刻んできた歴史の節目を紹介。さらに、ウェッツラーを母体とするニューヨークのエルンスト・ライツ・ミュージアムでは、初代「ライカI」から、現代を代表する「ライカM11-P」に至るまで、歴代の名機たちが成功の物語を語りました。
また、実践的で定評のあるワークショッププログラムを開催してきたライカアカデミーチームも参加し、ライカカメラや今後のプログラムについて紹介しました。会場では、ウェッツラーの「カフェ・ライツ」を再現した「カフェ・ライツ・トラック」も登場し、訪れたゲストは、コーヒーを楽しみながら、他の写真愛好家たちとの語らいを満喫することができました。
ライカアカデミーの暗室体験
同じくガンズヴォート・プラザでは、著名なポートレート写真家 マーク・マンによる「ライカSL3」を使った特別な撮影体験イベントを開催。撮影されたポートレート写真はプリントされ、来場者は、思い出として持ち帰ることができました。また、カメラの前に立つのは少し苦手、という方には、暗室でフィルムを現像し、100年前と変わらない手法でアナログ写真の魅力を味わう体験を開催。ライカのエキスパートのサポートのもと、写真が少しずつ浮かび上がるその瞬間を間近で見ることができる素晴らしい機会となりました。

ライブアートインスタレーションとフォトスラム
ライブイベントでは、著名なアーティスト Stashが列車のドアに独創的なビジュアルストーリーを描き、日常の移動手段を芸術表現のキャンバスへと変貌させました。写真とストリートアートが融合した彼のダイナミックなグラフィティは、ライカが大切にしてきた「創造の自由」という伝統と力強く共鳴するものでした。続いて、ビル・ブラウンによる「フォトスラム」では、写真家たちが自らの作品を披露し、讃え合い、そして新たな視点で見つめ直す場となりました。まるで詩の朗読会のように写真という表現をより自由に、より豊かに楽しむ新感覚のセッションとなりました。
「Through Their Eyes」:ビデオテスティモニアル
ニューヨークのミートパッキング地区にあるライカストア&ギャラリーでも、ゲストを魅了するインスピレーションあふれるイベントが開催されました。「Through Their Eyes: 100 Years of Leica」と題したこのイベントでは、100年にわたり受け継がれてきた物語、革新、そして素晴らしいコミュニティに敬意が表されました。アンバサダーのミンクシー・ホワイトを迎え、ライブ撮影、核心に迫るインタビュー、リアルタイムのビデオレポートを通じ、ライカの豊かな歴史をひもときながら、次世代のクリエイターたちに、自分自身の物語をライカのカメラで紡ぐことの魅力を伝えました。

Aperture Library
2025年5月3日、ライカストア・ニューヨークに併設されたライブラリーにて、「Apertureコレクション」の特別展示が開催されました。本展示では、写真出版を牽引する出版社との長年にわたるパートナーシップを象徴する、新刊から古典的な作品まで多彩な写真集が紹介されました。写真集は、写真の進化を語るうえで欠かせない存在です。そこには、視覚文化に影響を与えてきた数々の重要な瞬間が収められています。展示と並行して行われたAperture主催のパネルディスカッションでは、今を生きる多様な声が交わされ、新たな視点と対話が生まれる場となりました。
ブランドン・ラフィンとカメラとコーヒー
アーティストのブランドン・ラフィンが、写真を愛する人々が集まり写真への情熱を分かち合うコミュニティイベントを開催しました。カフェ・ライツでのコーヒータイムは、クリエイターたちが交流を深め、周囲の風景から写真のインスピレーションを得ながら語り合う温かなひとときとなりました。
100 Years of Leica – ブルース・デビットソンとサラ・メッシンジャーによる珠玉の写真展
2025年5月1日から6月15日まで、ニューヨークのライカストア&ギャラリーにて、「In Conversation: A Photographic Dialogue Between Yesterday and Today」と題した写真展を開催しました。「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」受賞者のブルース・デビットソンと著名なアーティスト サラ・メッシンジャーの作品を紹介し、ライカが写真の世界に与えた革新的な影響にスポットライトを当てます。
忘れがたい夜:ホイットニー美術館でのVIPディナーとコンサート
記念すべき100周年のセレブレーションの締めくくりとして、ライカはホイットニー美術館という象徴的な場所で壮大なVIPイベントを開催。ライカコミュニティという本質に焦点を当てた特別な体験となりました。
その夜は、世界的に有名な芸術作品に囲まれた特別なディナーから始まりました。100年に及ぶライカの歴史を振り返るため、クリエイター、コレクター、先見性に富んだ芸術家たちが一堂に会しました。共通の情熱と意義深い思い出を分かち合い、今日なおライカのレガシーを築き続ける人々を讃える夜となりました。
ウーフ・タタタ:ホイットニー美術館にて
ジェイソン・モモアがニューヨークで開催されたライカ100周年記念イベントに登場し、アーティストや写真家、先見性に富んだ芸術家たちとの活気あふれる会合に参加しました。
夜のクライマックスは、ホイットニー美術館でモモア率いるバンド「ウーフ・タタタ」による熱狂的なライブパフォーマンスが披露されました。音楽とアート、そしてライカが築いてきた100年の歴史が融合した感動的な一夜となりました。
#Leica100
「100th anniversary of Leica - Witness to a Century」:
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