ライカZM 1とライカZM 2
人の手が生み出す卓越性
ライカのデザイン哲学の核となるのは、『Das Wesentliche』(ドイツ語の『本質』の意)に焦点をあてることです。ライカの時代を超越したシンプルさはライカZM 1とZM 2にも受け継がれています。ライカの卓越した審美眼と、ライカのプロダクトデザイナー、アイネ・ハイム教授による時計製造における斬新なソリューションが、このタイムピースを際立たせています。
ライカZM 1、ライカZM 2、およびそのキャリバーは、デザインコンセプトの立案から生造に至るまで、すべてドイツで製造されています。ムーブメントと時計部品は、ドイツのレーマン・プレシジョン社の工房で製造。精密な機構のため、限られた数量のみの販売となります。
卓越したデザイン
サファイアクリスタルのドーム型風防、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施したディテールとコントラストをなす滑らかなブラスト仕上げの表面、シースルーの裏蓋を組み込んだケース、そして、カメラのシャッターボタンに着想を得た特許取得済みのプッシュ式リューズ。ライカZM 1とZM 2にはカメラ(ライカM)の時代を超えたデザインへのオマージュが散りばめられています。ライカがこれまでカメラ(Mシステム)で築き上げたデザインのスタンダードが、時計も受け継がれています。
機能性と美しさ
「ライカカメラの世界からの要素をライカウォッチに反映すること自体が目標なのではありません。ウォッチ自体に意味があり、機能性を備えているのですから。」アンドレアス・カウフマン(ライカカメラ社 社主)
手巻き式ライカキャリバー
革新的なアプローチにより、新機能の導入や精密機構の新たな解釈がもたらされました。プッシュ式リューズ(特許取得済み)による秒リセット機能、ムーブメントステータス表示、独自のパワーリザーブインジケーター、デイ&ナイトインジケーターなどがその例です。
これらの異なる機能やディスプレイを実現するには、専用の一体型ムーブメントが必要でした。機械式キャリバーLH-10(ライカZM 1)とLH-20(ライカZM 2)の卓越した構造と独自の装飾は、工業デザインと伝統的なクラフツマンシップを融合させてきたライカの姿勢を見事に反映しており、時計をまとう人のために開発してきたことを示しています。
ワンプッシュで時間をセット
カメラのシャッターボタンから着想を得た特許取得済みのプッシュ式リューズは、時計作りにおいて新たな革新をもたらす技術です。リューズを引き出すのではなく、押し込むだけでスモールセコンド針がゼロの位置に戻り、文字盤の円形ステータスインディケーターが赤いドットに変わるため、スムーズかつ正確に時刻を合わせることができます。ライカのカメラのシャッターボタンを押すのと同様に、プッシュ式リューズを押せば、時間を止めることができるのです。
新たなアイコンを創造する
ライカのカメラや双眼鏡のデザインを多く手がけたベルリン芸術大学のアヒム・ハイネ教授(プロダクトデザインナー)はこう述べています。「ライカZMの開発を開始した時点で、カメラのクリアな幾何学的ディテールと時計の間に密接なつながりをもたらす必要があることは、当初から明確でした。カメラ(Mシステム)にインスパイアされたライカZM 1とZM 2のディテールは、デザイン言語においてさらに発展し、時計の個性的な要素となっています。」
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Xavier Béjot
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