【ライカギャラリー京都】植田正治写真展「風景の中の静物」

小狐登場© Shoji Ueda

ライカギャラリー京都では、日本を代表する写真家 植田正治の写真展「風景の中の静物」を、2018年10月6日より2019年2月21日まで開催いたします。

「自分の作品は静物に始まり静物に終わる」と晩年つぶやいた植田正治。

晩年の静物を感じさせる光景と家の中で撮影された静物。
本写真展では、これまであまり紹介された事がない静物の作品を中心に展示いたします。

写真展概要
作家: 植田正治
タイトル: 風景の中の静物
期間: 2018年10月6日(土) - 2019年2月21日(木)
会場:ライカギャラリー京都 (ライカ京都店2F) 
京都市東山区祇園町南側570-120  Tel. 075-532-0320

なお、ライカギャラリー東京では、2018年10月3日(水)から2019年2月3日まで、植田正治写真展「濱の人たち」を開催いたします。
ライカギャラリー東京では、ライカで撮った戦後はじめの傑作ともいえる「童」をはじめ、戦後まもなく近所の人たちを撮影した作品を中心に展示いたします。

植田正治写真展トークショー
植田正治さんの孫であり、本写真展のキュレーションをご担当いただきました増谷寛さんをお迎えしてトークショーを開催いたします。
トークショーでは、作品の解説や撮影時のエピソードなどについて語っていただきます。

日 時: 2018年10月6日(土) 13:00~14:00
場 所: ライカギャラリー京都(ライカ京都店2F)
京都市東山区祇園町南側570-120 Tel. 075-532-0320
定 員: 約35名様 
参加費: 無料

参加ご希望のお客様は、お電話(075-532-0320)またはEmail(leica-kyoto@leica-camera.co.jp)にてお申し込みください。
先着順となりますので、定員になり次第締め切りとさせていただきます。

植田正治 プロフィール
1913年 鳥取県西伯郡境町(現境港市)に生まれる
1932年 上京し、オリエンタル写真学校に入学。卒業後、郷里に帰り19歳で営業写真館を開業
1949年 この年に発表した「綴方・私の家族」のシリーズをはじめ、砂浜や砂丘を舞台とした作品で高い評価を得る
1958年 ニューヨーク近代美術館でのエドワード・スタイケンによる企画展に出品
1978年 フランスのアルル・フォト・フェスティバルに招待される
その後、作品がフランス国立図書館のコレクションとなり、欧州での注目が高まる
1982年 西ドイツ「フォトキナ写真展」に選ばれる
1987年 再び、フランスのアルル・フォト・フェスティバルに招待され、代表作と新作「砂丘モード」のイメージフィルムを上映し高い評価を得る。その後、フランス文化庁が作品を購入
1993年 東京ステーションギャラリーで大規模な個展が開催され、国内外でも多数の展覧会が開催される
1995年 鳥取県西伯郡岸本町(現:伯耆町)に植田正治写真美術館開館
1996年 フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章
2000年 7 月4日、死去
2013年 生誕100年の大規模な回顧展(鳥取・東京・岩手)が開催され、国内外でも多数の展覧会が開催される
2018年 北京写真アートセンターでの回顧展開催